合同説明会の集客率を上げるにはどうすれば良い??採用のプロが【呼び込み】のノウハウを教えます!!
この記事では対面の母集団形成の手法である合同説明会での呼び込みについてを解説するコンテンツになっています。
2020年に新型コロナウィルスの影響が大きくなり対面での母集団形成と言う手法はあまり大きな存在感が出なくなってきていますが、全く無くなった訳ではありません。
2021年においても感染症対策などをしっかりと行いながら対面での合同説明会を行っており、この手法は手堅い母集団形成の手法と考えることがが出来るでしょう。
とはいえ、この記事をご覧の人事や採用の責任者の方から見ると、合同説明会については古い手法と言うイメージもあるのではないでしょうか。
現時点においても、特に採用活動に力を入れており、多くのボリュームを採用していきたいと思っている企業にとっては外せない手法であることは間違いありません。
このような王道ともいえる採用手法の合同説明会ですが、実際に合同説明会の現場では呼び込みを苦手としている人事が非常に多いのではないでしょうか。
合同説明会で学生に声を掛けて座らせるような業務は通常の人事の業務とはかけ離れており、なかなか得意な方は少ないでしょう。
参加している学生に対してスムーズな声掛けができないまま、立っているだけになってしまったり、座ったまま学生の来客を待っているような人事が多いのも事実です。
実際に私たちが合同説明会の支援を行わさせて頂いた場合、あるクライアント企業様の実績では従来の人事の方が対応される場合と比べて、2倍〜3倍の着席実績を出しております。
これは単に呼び込みをするだけでなく、様々なノウハウがあるからこそ、実現できる実績です。
また、合同説明会の参加料は安くはありませんので、プロのコンサルタントが呼び込みの支援を行う事で、結果としてコンサルティング料はかかりますがその分着席数を増やすことができるのでトータルで見ればコストパフォーマンスがとても高くなるといえます。
今回は私たちが合同説明会のコンサルティングで行っているノウハウの一部を無料で公開します!
この無料のコンテンツだけでも、多くの人事の方々の参考になると自負しています。
もちろん私たちはプロのコンサルティング会社ですので、ご依頼を頂いたクライアント企業様には、ここで掲載している以上のノウハウを活用させて頂き、採用成功に結びつけています。
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1:合同説明会とは
改めて、解説するまでもないかもしれませんが、このコンテンツでのメインの内容である合同説明会についてを解説します。
合同説明会とは多くの企業が合同で行う会社説明会のことを指します。
合同説明会では数十社から数百社の企業が集まり、20分〜30分程度の非常に短い時間で簡単に会社の説明を行うイベントになっています。
参加する学生側は自由に話を聞きたい企業を選ぶことができ、一度にたくさんの企業の話をきくことができる効率的な説明会になっています。
現在では対面の合同説明会だけでなくオンラインでの合同説明会もあります。
オンラインの合同説明会の場合は、直接学生と対話をして座らせることができないためどうしても知名度が高かったり大手企業の方が有利になってしまう傾向にあります。
それに対して対面型の合同説明会では学生と話して着席させたり呼び込みなどもできるため、中小企業や知名度の低いB2B企業にとっては自社を知ってもらう有効な機会とも言えるでしょう。
それでは次にどのような種類の合同説明会があるのかを説明していきます。
1-1:代表的なサービス 〜大手ナビサイト〜
合同説明会は様々な規模や種類があり、その種類によって向いている企業や向いていない企業があります。
ここでは代表的な企業の紹介やどういった会社にどういった合同説明会がマッチしているのかをご紹介していきます。
まず初めにご紹介する合同説明会が大手ナビサイトになります。
この場合の大手ナビサイトとはリクナビやマイナビなどの事を指します。
これらのナビサイトについては一時期ほどの極めて大きな影響力はありませんが、依然として影響力を維持しているのも事実です。
とはいえ、万能な合同説明会ではなく、得意不得意がありますので、採用ターゲットなどを元に自社に合っているかどうかを判断しましょう。
これら大手ナビサイトが苦手としているのは超優秀層や高学歴の中でも積極的に就活をしているような学生は苦手としています。
なぜならそういった学生は早期に就職活動をしておりインターンシップなどを積極的に受けているため、大手ナビサイトの合同説明会に参加するような学生はほとんどいません。
そのため超優秀層を採用したいと考えられるのであればミスマッチであると言えるでしょう。
一方で大手ナビサイトが最も力を発揮するのはボリュームゾーンである一般学生など、半ば受動的に就活を行っているような学生は大手ナビサイトが力を発揮しています。
具体的には学部生だと3年生の2月や3月ごろから活動しているような学生は合同説明会から就活を始めたりしますので、これらの学生をターゲットとする場合には、とてもマッチした手法であるといえるでしょう。
これらを踏まえると大手ナビサイトが力を発揮するのはボリュームゾーンである一般的な学生を採用したい企業や大量に採用したい学生大量に採用した企業にとって大手ナビサイトは最もマッチする手法であると言えるでしょう。
<大手ナビサイトに向いている企業/向いていない企業とは?>
優秀層学生を採りたい企業→向いていない
一般的な学生を採用したい→向いている
大量採用したい企業→向いている
不人気業界の企業→向いている
1-2:代表的なサービス 〜ベンチャー系・準大手企業〜
合同説明会には大手のナビサイトだけでなくそれ以外にもベンチャー企業や準大手企業などが開催しているような合同説明会があります。
これらは大手のナビサイトと比べると知名度は劣るものの、その分出展料が安くなっていると言うこともあり、比較的企業側にとっては参加しやすいようなイベントになっています。
一方、参加者の属性的には大手のナビサイトと違いはなく優秀層の参加が少ないという特徴は一致しています。
また、同時に大手ナビサイトの合同説明会と比べると集客力と言う点では劣ってしまう点が多いといえます。
これらの点を踏まえると、ベンチャー型企業や準大手企業の合同説明会にマッチしている企業としては比較的コストをかけたくない企業や大量に採用しているので大手のナビサイトだけでは母集団形成が足りない企業がマッチしていると言えるでしょう。
<ベンチャー系・準大手企業に向いている企業/向いていない企業とは?>
優秀層学生を採りたい企業→向いていない
大量採用したい企業→向いている
コストを掛けたくない企業→向いている
1-3:代表的なサービス 〜大学サークル・団体系企業〜
次にまだまだ法人企業に対しての知名度はありませんが、一部の学生に対してはとても強い知名度を誇っているサービスをご紹介します。
それが大学サークルや団体系企業が行っている合同説明会です。
これらは大学生が運営していたり、大学のサークルとして活動しているケースもあり大学生が大学生を集めてイベントを開催しているものになります。
これらのイベントは学生の中でも非常に意識が高かったり優秀な学生が参加するイベントになっているため超優秀層を採用したい企業にとってはとてもマッチしたイベントと言えるでしょう。
またコスト面も他の大手の企業ナビサイト等と比べると比較的安価であることからコストパフォーマンスに優れながら、優秀な学生にアプローチをすることができることでとても素晴らしい手法であると感じる企業も多いかもしれません。
しかしながら当然ですがこういったサービスにおいても注意しなければいけないところがあります。
これらのサービスは学生が運営していたり学生に近い年齢の大学OBなどが運営していたりするケースが多くなっており、参加学生と運営者が極めて近いと言う点が極めて注意をしなければいけないポイントとして挙げられます。
と言うのも運営者と学生が距離感的に近いことから、運営者は学生に対してアドバイスという名目で学生をコントロールするケースが目立ってきています。
例えば、運営者が参加者に対して、特定の企業のイベントに参加するようにお願いする事はもちろん、入社するかどうかの相談などの場面でも、特定の企業を贔屓にしたり、特定の企業を辞退させようとするなどが可能性として上げられます。
団体や会社ぐるみでは行っていなくても、その運営者と学生の距離感が近いことから、特定企業に肩入れしてしまうなどの忖度が見受けられてしまいます。
だからこそ、優秀な人材が欲しいと考えているが、知名度や評判に劣るような会社であれば、団体型企業やサークルなどから良いように扱われるだけで結局入社してくれないと言うようなケースもあります。
また運営者と学生とが近いことから運営者側が学生に対して応募してきてもらうように依頼するなど本質的な応募では無いケースもあります。
そういった点を踏まえると採用戦略のKPIの設定が崩れてしまう可能性が極めて大きいといえます。
もちろんコスト面を踏まえた時に優秀層にアプローチすることができるのがこの手法であるためコストパフォーマンスは良いもののトータルのパフォーマンスをしっかりと意識して選択していくべきと言えるでしょう
<大学サークル・団体系企業に向いている企業/向いていない企業とは?>
優秀層学生を採れる企業→向いている
採用活動が得意・上手い企業→向いている
優秀層を取りたいが魅力に乏しい企業→向いていない
2:合同説明会における呼び込みのポイント・ノウハウ
ここまでで合同説明会の概要を解説をしてきました。
ここからは合同説明会において呼び込みに関するポイントを解説していきます。
この合同説明会を成功させるためにも、呼び込みはとても重要になっています。
そこで、我々、プロの採用コンサルトであるプロ人事が合同説明会における呼び込みのポイント・ノウハウをご紹介していきます。
合同説明会では、よほどの超有名企業でない限りたとえ上場企業でも座ってくれないので待ちの姿勢はNGです。
つまり、ほとんどの企業にとっては合同説明会に参加するだけでなく、呼び込みを強化をしていくべきです。
しかしながら現実的には多くの人事がなかなか呼び込みをうまくできていないのではないでしょうか。
まずは、よくある呼び込みにおけるNGポイントをご紹介していきます。
2-1:呼び込みNGポイントについて
- ①やる気がなく見える
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人事本人にとってはやる気があったとしても、学生から見たときにやる気がなく見えてしまうのは危険です。
例えば席に座ったままで学生に声かけをしていない人や学生が通っても話しかけていなかったり声が小さいようなケースは学生にはやる気がなく見えてしまいます。
特に学生は合同説明会などの場面では良い会社かどうかを見定めに来ていますので、そういった人事の細かな点についても機敏に察知します。
さらに、人事担当者の対応一つで、企業の印象にも影響してくるところなので、やる気を前面に出すような姿勢を心がけていくべきといえます。
- ②活気がない
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またやる気になるだけでは、合同説明会での呼び込みとしては足りません。
やる気を持った上で次にポイントになるのが、【活気】です。
具体的には声掛けなどの場面において、声が小さかったりだとか笑顔がないなどが当たります。
これらの企業だと、学生に対しては、全体的に活気がない企業という印象を与えてしまいかねません。
活気があるように見せるためには声を大きく出したり人事側が笑顔を示すことで活気があるように見せることができます。
- ③恥ずかしがる
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最後の3つ目のよくあるNGのポイントとしては、恥ずかしがってしまって対応が疎かになってしまったり、ビジネスライクを崩せなくなってしまうケースです。
中には、学生が目の前にいても声をかけられなかったり、学生からの声かけを待っているようなケースも意外と多くあります。
あるいは声かけをしていても、声かけのセリフがビジネスライクになってしまい、学生目線の声掛けが出来ていないケースもあります。
全員に対して、フレンドリーである必要はありませんが、学生に応じて話し方や呼び込みの仕方などはケースバイケースに柔軟に対応していくことが必要不可欠であるといえるでしょう。
学生への声かけはその学生の雰囲気や性格などをある程度察知した上で学生に応じたコミュニケーションをしていかなければなりません。
もちろん真面目な学生に対してはある程度かしこまった表現で声かけをしていくべきですが、フレンドリーな雰囲気の学生に対しても同じような声かけになってしまっていたら効果は高くありません。
むしろフレンドリーな学生にこそフレンドリーな対応していかなければいけませんがそういった対応がやはりビジネスマンから見た場合若干恥ずかしく感じてしまってなかなかできなくなってしまっているケースが非常に多くあります。
2−1:学生別の呼び込みのポイント
それでは次に学生の性格や雰囲気別に呼び込みのポイントを解説していきます。
- おとなしそうな子に対しての声掛け
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おとなしそうな学生に対しては声かけも抑え目に優しく声かけをしていくことがポイントになります。
おとなしそうな学生は警戒心が強いケースもあるため、この【警戒心をいかに解いていくか】が重要なポイントです。
警戒心を解くためには笑顔が最も重要です。
笑顔を自らしていくことで、自分が敵では無いというアピールをして、警戒心を少しずつ解いていきます。
とにかく笑顔を持って接していくにしましょう。
その上で、もう一つのポイントは相手の意見を聞くと言うことです。
単に【座って欲しい】とこちらの要求だけをすると反応が無かったり、無視されてしまいかねません。
だからこそ、相手の意見を聞くようなコミュニケーションを呼び込みの中で取り入れていくと良いでしょ。
具体的には質問をしながら相手の返答を促すことになります。
質問は特に何でもよく、合同説明会の場面にあったような質問をするとよいでしょう。
例えば「どんな会社を探しているの?」「何社くらいまわってるの?」などと相手に質問を投げかけ、その答えを待ちましょう。
何かしらで答えを言ってくれれば、 聞き相手を尊重しているようなことを態度で示しながら、それだったらぜひうちの会社の話を聞いてよと言うような形でコミニケーションをしていき警戒心を解きながら呼び込んでいきます。
- 元気そうな子に対しての声掛け
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元気そうな子に関しては、呼び込み側も同じように元気よく接することが重要です。
また、相手の表情を読みながら、場合によっては若干強めに座ってもらうように促しても良いでしょう。
この辺は現場の感覚やその学生の表情などから読み取っていく必要ありますが、半ばごり押しで座らせるようなコミュニケーションしていても問題ないケースが多くなっています。
しかし、ここで注意すべき点は、半ばゴリ押しする際には必ず笑顔で接していくことが重要になります。
ゴリ押しする場合真面目な顔で強引に座らせると言う事は、その場では座ってくれても後から遺恨を残してしまいかねません。
やはりその場の雰囲気作りが特に大事なりますので、笑顔で楽しそうな雰囲気をかもしながら「それだったらぜひ座って話を聞いていってよー」のようなコミュニケーションをしていきましょう。
- 興味がなさそうな子に対しての声掛け
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興味がなさそうな学生に対してはまず短い時間で構わないので少し時間が欲しいと話をして一体一で話をできるように惹きつけます。
そして15秒、20秒など非常に短い時間の中で簡単な会社概要を行います。
そこで大事な事は「どんな内容を話すのか?」ではありません。
メラビアンの法則によると見た目の雰囲気や声のトーン、楽しそうに話をすることなどで93%の第一印象を占めるため、これらの点を意識しながらポジテ話をしていきます。
そのの結果、ポジティブな印象を植え付け、良かったら話を聞いていってね。という形で最終的に着席していただくようにお願いをすることによって誘致まで持っていきます。
このように、対象となる学生の性格や雰囲気などによって、呼び込みの手法を若干変えながら呼び込みを強していきます。
また、最後に持って主重要な点が学生から断られたとしても、決して折れずに呼び込み続ける精神力がとにかく重要になります。
何度も合同説明会を行っていくと、どうしてもマンネリ化してしまったり、呼び込みが大変に感じてしまいますが、人材採用を成功させるためにはやはり母集団形成が最も重要なファクターであるため、折れずに呼び込み続けていきましょう。
これらの点について、自信がない企業様や改善に取り組みたいと考えている企業様がいらっしゃれば、ぜひ、採用コンサルティングのプロである株式会社プロ人事にお問い合わせ下さい。
採用代行(RPO)で人事の負担を減らしませんか!?
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だからこそ、この記事に記載しているノウハウ以外にも豊富な採用に関するノウハウを有しています。
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3:最後に
この記事では合同説明会に関する内容の解説と同時に呼び込みの今まで行っている悪い点の解説してきました。
そして最後に学生の雰囲気や学生の性格などを別に呼び込みのポイントを解説してきました。
私たちの会社は合同説明会も含めた改善支援のコンサルティングも行っていますのでぜひご興味がある企業はお気軽にプロ人事までお問い合わせください。