採用のプロが選ぶ面接官トレーニングの書籍5選!
現在、採用に成功している企業が行っている方法として、注目を集めている手法が「面接トレーニング」です。
応募者は「面接官の雰囲気や人柄、面接での内容」で、入社するかどうかを判断するケースが多いとされています。
そこで、面接トレーニングを行うことで応募者への印象を良くして採用に繋げよう、という考え方です。
実際に面接トレーニングをする際は、「研修スタイル」で実施が効果的です。
特にプロ人事の「面接トレーニング研修」は、それぞれの企業が持つ「面接での課題」を解決できるよう、企業ごとに内容をカスタマイズして研修を行っていますので、非常に高い効果を発揮することが可能です。
弊社の「面接トレーニング研修」にご興味を持たれたら、お気軽にプロ人事までお問い合わせください。
ただ、問い合わせをする前に「面接トレーニング研修の内容をある程度把握したい」「そもそも自社に合うのかチェックしたい」と考えている方に向けてオススメの本を5冊ご紹介します。
企業毎に面接の課題が異なることから、課題に合わせた個別研修が最も成果が出やすいです。一般的にどのようなトレーニングを実施しているのか、面接トレーニング研修のポイントを把握したい場合は、今回紹介する本を参考にしてみてください。
面接官トレーニングで採用クオリティーが上がる!?
採用活動のなかでも重要な工程である面接の質を上げてみませんか??
株式会社プロ人事では会社毎の悩みに合わて研修内容をカスタマイズする形式かつアフターフォローもしっかりと行っていますので、より実践的な面接官トレーニング研修となっています!
興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!
オススメ本1冊目:【採用基準 伊賀泰代 ダイヤモンド社】
最初にオススメする本は、マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた著者による「採用基準」です。
「『最強』の人材の宝庫」と言われているマッキンゼーの採用基準が記されている本になります。
著者がマッキンゼーの採用マネージャーのため、非常に特殊で、優秀すぎる人材を採用しているのではないか?自社とは基準が違うのでは?と考えてしまうでしょう。
しかし、著者によるとマッキンゼーの採用基準は「いまの日本が必要としている人材と同じ」だと述べています。
では、いまの日本が必要としている人材とは何なのか。
よくある大手企業、コンサルティング会社では「地頭がいい人」が求められていると決めつけてしまいがち。しかし、マッキンゼーでは決してそうではありません。将来のリーダーを採用するために必要なことが、さまざまな角度から書かれています。
さらに、そのリーダーに関しても、1つの基準のみで決めた限定したリーダー像ではありません。
本書では、リーダーになる人材を採用するには、リーダーとは何かを面接官が理解することが必要であると説き、リーダーとはどのような定義であるのかを解説しながら、採用基準について述べています。
実際に数千人の学生と面接をした著者だからわかる、本当に優秀な人材の条件について、経験を交えながら書かれています。
実際の経験をもとにした内容が、面接トレーニングに大きなヒントを与えてくれるでしょう。
オススメ本2冊目:【人材を逃さない見抜く面接質問50 キャロル・マーティン ディスカヴァー トゥエンティワン】
この本には「伸びる人・伸びない人を見分けるキラークエスチョン」が書かれており、面接官から根強い人気のある本です。
面接トレーニングを行ったり、本を読むことはもちろん重要ですが、それだけでは意味がありません。
最終的には、実際の面接で【応募者へ質問をして、応募者を判断】する必要があります。
自社に合う人材を選ぶための質問が必要なものの、実際はよくある質問をしてしまい、応募者も用意をしてきたよくある答えを述べます。とはいえ、イレギュラーな質問をすると、緊張が強まり上手く答えられない応募者も出てくるでしょう。
上手く答えられた応募者でも、本当に自社に合った人材なのか判断が難しくなります。
相手の本質を見抜くため、面接官は「質問」の引き出しを多く持ち、応募者にあう質問をその場で選んで使うことが必要です。良い人材を見抜くためにも繋がります。
「人材を逃さない見抜く面接質問50」は内容が二部構成になっています。
第一部は、本音を引き出すための質問を解説した「応募者から本音を引き出し能力を判断できる、的確な質問とは?」。
第二部では「応募者から返ってくる答えから、相手の本質をどう見抜くか?」として、具体的な例を元に能力を判断する質問が書かれています。今すぐにでも実行できる内容です。
明日の面接の内容から変えたい、すぐに改善したい方におすすめです。
オススメ本3冊目:【いい人財が集まる会社の採用の思考法 酒井利昌 フォレスト出版】
この本では、主に「中小企業」の採用を解説しています。
大手企業やスタートアップ企業の採用とは全く異なりますが、中小企業の採用においては非常に参考になる書籍でしょう。
下記の課題を感じている企業の担当者にはマッチしています。
「ウチは無名・中小だから人が集まらない」
「人が集まらないから採用基準を下げる」
「採用してみないとわからない」
「大卒新卒はうちとは合わない 」
このような考え方では「優秀な良い人材」は集まりません。
もちろん、「優秀な良い人材」でなくても、ある程度の当たり前のことをしっかりとしてくれればいいと考えている企業もあるでしょう。
しかし、そのような人材ではなく、本当に「優秀な良い人材」を採用するためには、面接の手法から変える必要があります。
この本では、自社の課題を見つけて改善をすることが、良い人材の採用に重要であると説いています。
具体的にどうすれば良いのかまでは記載されていません。このことからも、採用課題の解決に重要なのは、小手先・目先の解決ではなく、会社全体の課題解決だと理解するには丁度よい書籍でしょう。
この書籍を読み、会社全体の課題の解決に取り組みたいと考えられた場合は、ぜひプロ人事までお問い合わせください。
オススメ本4冊目:【「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール 釘崎清秀 伊達洋駆】
採用担当になったばかりで進め方が分からない方におすすめな本です、採用担当の教科書とも言えるベーシックな内容が記載されています。
書籍の内容としては、採用活動の流れや心得、採用の判断に大事なポイントが書かれています。
今まで当たり前と思われてきた基準ではなく、新しい基準が必要であると記載されています。
新型コロナウィルスの影響もあり、オンライン面接という新しい方法も生まれました。このように、今までのやり方だけではなく、時代に合わせた新しい手法の実践が必要です。
また、採用に関する本では珍しく、イラストがたくさん使用されていてとても読みやすい内容です。入門用の書籍として、会社に一冊置くことをおすすめします。
オススメ本5冊目:【採用に強い会社は何をしているか ~52の事例から読み解く採用の原理原則 努·青田 ダイヤモンド社】
この書籍では、採用に強い企業の事例が書かれています。
52の事例には、地方の企業から有名企業まであらゆる業種の企業の事例が記載されています。様々な他者事例を俯瞰してチェックするにはとてもよい1冊です。
また、書籍の後半にある採用チェックリストをベースに、自社の採用を振り返ることもオススメです。
ぜひ、さまざまな事例を読み解いて、自社の採用を振り返ってみましょう。
書籍の次は採用のプロに相談!
本を読んだからといって、すべてが上手くいくわけではありません。
本を読んだだけでは会社は変わりませんし、具体的にどのように行動すれば良いのか、何から始めれば良いのか分からないケースが多いでしょう。
本を読んだ次のステップとして、プロ人事にお気軽にご相談ください!
何も決まっていなくても、ふんわりとした相談でもかまいません。悩みをお聞かせいただければ、貴社に合った改善策をご提案します。
この記事を読んでくださった方には、やはり、「面接トレーニング研修」の導入をおすすめします。
面接は、面接官により応募者の入社志望度すら変えてしまう最重要業務です。それにも関わらず「面接官の練習・研修」を行っている企業はまだまだ少数です。
だからこそ、面接トレーニング研修を行うことは他社との差別化にも繋がるので、チャンスと言えます。
ぜひ、この機会に面接官のスキルを上げるための「面接トレーニング研修」を導入してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、網羅的にかつ徹底的に面接官トレーニングについて解説しているので、興味のある方はこちらも併せてご覧ください。