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【面接官必見!】オンライン面接を成功へ導くポイントとは?

オンライン面接にお悩みの面接官必見!採用代行会社が解説オンライン面接のポイントとは?

オンライン面接が一般的に行われるようになって約3年経ちましたが、まだまだ運用に関してお悩みの企業も多いかろ思います。

実際、オンライン面接は対面に比べてジャッジしにくいと考える面接官も多くいる一方でオンラインにおける面接官の印象が良くなかったとして内定辞退されてしまうというケースも対面実施以上に増えています。

このように、オンライン面接についてはまだまだ課題が残っているという企業も多いのですが、オンライン面接には対面で実施する場合と異なるメリットもありますし、今後もオンライン面接がなくなるということはないと言えます。

そこで、今回はオンライン面接を成功させるのに面接官が気をけるべきポイントについて、面接官トレーニングも実施するプロ人事が解説をします。

オンライン面接実施にお悩みの方はぜひ、本記事を読んで対策のヒントとしていただければと思います。

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目次

1.オンライン面接のメリット

オンライン面接を成功させるために、まずはオンライン面接のメリットを確認しましょう。

オンライン面接のメリットとしては、新型コロナウイルス感染症にかかるリスクを下げる以外に以下のようなメリットがあります。

場所を選ばない

お互いのネット環境さえ整っていれば面接ができるので、対面では難しかった遠方の優秀な求職者とも面接ができます。

しかし、これは求職者にとってもメリットであり、移動に時間も交通費もかからなくなったのでより多くの企業にエントリーできるようになりました。求職者側にとっても選択肢が増えることになったために、必然的に競争相手となる他社も増えることになります。

その結果、優秀人材との出会いは増えたが、採用は難しくなったといえます。

準備が少なくて済む

対面の場合は面接用の部屋の予約、机や椅子の設置など準備することがありましたが、オンライン面接ではノートパソコン1つで完結します。

面接官もギリギリまで他の業務ができるので、時間を無駄にせず効率的な働き方ができます。

面接の様子を録画できる

ほとんどのオンライン会議用ツールには録画機能が備わっており、面接の様子を録画して後で見返すことができます。

面接官の振り返りにも使えますし、合否判定に迷ったときに他の社員に実際の面接の様子を見せながら相談することもできます。

2.よくあるオンライン面接の課題

低コストで効率の良いオンライン面接ですが、対面の面接の方がやりやすかったと感じる面接官の方が多いです。

よくある課題を見てみましょう。

安定したネットワーク環境が必要

企業側のネットワークが不安点で面接がうまくいかないということはないでしょうが、学生側のネットワークが不安定でスムーズに面接が進まないことはあります。

電話でフォローしたり、スマホに切り替えてもらったりと工夫しながら何とか面接している企業もあるかと思います。

学生のネットワーク環境の問題はどうしようもないのですが、せめて焦らないようにいくつかのパターンを想定してトラブル対応マニュアルを作成しておきましょう。

会社の良さを十分に伝えられない

求職者側も面接官から読み取れる情報が少ないので、会社の良さが伝わりにくいです。

対面での面接では目線、ジェスチャー、声の抑揚などをフル活用して会社の良さをアピールできるのですが、オンライン面接ではその半分も実現できないでしょう。

その結果、候補者から辞退されてしまうケースも少なくありません。

面接のジャッジが難しい

オンライン面接は対面と比べて読み取れる情報が少ないので、オンライン面接を行っても合格にするべきか不合格にするべきか悩むといったケースが増えています。

求職者側も他の求職者の面接を見ることがないので、自分の面接での受け答えが良いのか悪いのか考えるきっかけがなくなりました。

面接に対して焦りを覚えることがないと、それ以上よく見せようとする努力がされなくなります。

その結果、求職者の面接の質が落ち、ジャッジが難しくなったという意見もあります。

ネットワーク環境改善については手の施しようがありませんが、会社の良さを十分に伝えられない、面接のジャッジが難しいという課題には対策法があります。

3.会社の良さを伝えるポイント

求職者から見た面接官の印象が悪いと、どれだけ会社の魅力を並べても信憑性がありません。

実際、面接官の印象が良くなかったという理由で辞退する人もいます。

ある程度のコストをかけて面接に来てもらったのに、面接官のせいで台無しになってしまうのは非常にもったいないです。

また、対面のときと同じ調子で会社説明を行ってもオンラインでは伝わりづらいです。

つまり、オンラインで会社の良さを伝えるには、面接官のオンラインでの印象を良くし、オンラインでも伝わりやすい表現をする必要があるのです。

以下にポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

3-1.接続確認・カメラ・マイクの確認は毎回行う

オンライン面接に慣れてきてもネットワーク接続、カメラ・マイクの確認は必ず毎回行いましょう。

ネットワークは安定してるか、余計な背景は映り込んでいないか、オリジナル背景にする場合は正しい画像が選択されているか、マイクはONになっているか面接前にチェックしてください。

面接時間ギリギリにノートパソコンを開いて、慌てて設定したばっかりにオンライン面接がスムーズに行えなくなってしまっては大変です。

学生側もオンライン面接に慣れてきています。

オンライン面接に慣れていない面接官だと思われたら会社自体のイメージが悪くなりかねません。

面倒くさくても事前にチェックしましょう。

3-2.身だしなみに気を付ける

当たり前のことですが、きちんとした身だしなみで面接を行いましょう。

マスク生活中だと就業中にマスクを外した顔を見るタイミングがあまりないので、顔に何か付いていても気づかないことが多いです。

面接前にマスクを外した顔を必ず確認してください。

女性の方は口紅がないと顔が暗くなってしまうので、塗り忘れないようにしましょう。

3-3.目線は画面ではなくカメラ

対面面接のときに相手の目を見て話すように注意している採用担当の方も多いと思います。

しかし、オンライン面接のときに相手の目を見てしまっては相手と目が合いません。

デュアルディスプレイに映し出している場合は、面接官があさっての方向を見ていることになります。

ノートパソコンでもカメラは画面の上についているので、画面越しの相手の目を見ていると目線が下になり、見下しているような表情になってしまいます。

対面のときのように相手の目を見て話すにはカメラに目線をもっていかなければいけません。

時間に余裕があるときに録画機能などを使って自分が画面上でどう見えるのか確認しておきましょう。

3-4.いつもの2割増の笑顔を意識する

オンラインは対面に比べて細かい表情が読み取りづらく、微笑んでいるつもりでも相手には無表情に見えることもあります。

普段の2割増ぐらいの笑顔を心がけると表情が明るく見え、相手の緊張感もほぐれるでしょう。

口角は限界まで上げるぐらいで丁度良いです。

目は口ほどに物を言うとも言われるほど、印象を左右する部位です。

口元だけでなく目も柔らかく細めましょう。

3-5.相槌・ジェスチャーは少しだけ大きく

相槌やジェスチャーも普段より少しだけ大きくわかりやすく行いましょう。

身振りは画面に入らないと見えないので、自分の体の前で行う癖をつけてください。

相槌は声だけでなく首の動きもつけると相手に伝わりやすくなります。

ただし、大げさになりすぎると白々しく見えるので加減に注意しましょう。

3-6.丁寧なスピードで話す

相手が答えにくそうなことが続いているなら、それは面接官の声が聞き取りづらいのが原因かもしれません。

声は対面のときよりも大きくはっきり丁寧に発音するようにしましょう。

いつもより口を大きく開けて話す意識を持つといいです。

ただし、あまりにも丁寧に話すと馬鹿にされているような気持ちになるので、こちらも加減に気を付けてください。

3-7.自分の番でなくても気を抜かない

複数でオンライン面接をする場合に気を付けてほしいのは、自分が話す番でないときも画面に集中するということです。

対面では面接官はみんな相手の話を聞く姿勢になっていると思いますが、オンラインだとどうしても相手から見られている意識が低くなり、気を抜きがちです。

自分が話していなくても相手からは見られているので、視線を逸らしたり、他の作業を横で行ったりということはやめましょう。

3-8.不適切な質問はしない

セクハラや女性差別につながるような質問に気を付けている面接官は多いと思います。

しかし、他にも気を付けるべき内容があり、気づかないうちに不適切な質問をしている面接官も多く見受けられます。

例えば、家族構成や住所、尊敬する人、資産、健康状態などは厚生労働省や労働法で不適切な質問だとされています。

違法と判断されると最悪の場合、社名を公表されることもあります。

コンプライアンスに対する意識が高まっている中、今一度確認しておきましょう。

以下の記事では、面接官によるタブ-な質問につい解説した記事となっていますので、気になるという方はぜひこちらの記事もご覧になってください

3-9.ネガティブな企業イメージ対策を怠らない

最近の学生や若い人は企業の情報をあらゆる手段で手に入れています。

SNSや口コミサイトにはネガティブな情報もあるでしょう。

求職者はそういった情報も目にしていると思って、ネガティブな意見に対しての反論や改善策を用意しておきましょう。

求職者からは言い出しにくいことなので、面接官から率先して話してあげられると信頼感と安心感につながります。

こちらの記事では、ネガティブな口コミ対策について詳細に解説した記事となっていますので、こちらも合わせてご覧ください。

4.オンライン面接のジャッジ力を上げるポイント

オンライン面接のジャッジ力を上げるには、求職者の情報をできるだけ引き出すのがポイントです。

対面では求職者から色々話を聞けたのに、オンラインではうまくいかないとお悩みの方も多いと思います。

オンラインで求職者の本質を引き出すポイントを解説していきます。

アイスブレイクを丁寧に行う

対面ではスーツを着て家を出て、電車に乗って、目的地に近づくと他のスーツ姿の人たちにも出会って、応接室に通されてと段階を踏むごとに面接の心の準備が整っていきます。

しかし、オンライン面接では自宅からすぐに面接官と繋がってしまうので、心の準備ができきらないまま面接が始まってしまいます。

そして、自分の実力が出せるまでに時間がかかり、満足いく答え方ができなかったという結果になる求職者が多いのです。

ですので、アイスブレイクは対面のときよりも丁寧に行ってあげましょう。

時間を長くとる必要はありませんが、求職者が自然に話せるようにきっかけを作ってあげてください。

アイスブレイクについてはこちらの記事で詳しく解説しておりますのでネタが思い浮かばないという方はこちらの記事もぜひご参考にしてください。

求職者が話す時間を多くとる

対面ではお互いの空気感が伝わりやすく、面接官が黙っていても話を促すことができました。

しかし、オンラインでは無言の時間が続くと気まずくなりやすいことから、面接官がついつい話し過ぎてしまう傾向があるようです。

理想は求職者が7割話している状況ですが、最低でも5~6割は求職者が話すように仕向け、面接官の方が話し過ぎたということにならないようにしましょう。

コツとしては、質問の答えを繰り返しながら具体的に聞いていくことです。

例えば、「前職で大変だったことは30人のプロジェクトリーダーを任され、スケジュール管理や役割分担を任されたことです」に対して、「30人のプロジェクトリーダーは大変そうですね。具体的にどういったことが大変でしたか?」、「それは大変でしたね。どうやって解決しましたか?」とどんどん深堀りして聞いていくと求職者の仕事観や人柄が見えてきます。

5.面接官トレーニング

面接官の印象を良くするポイントやジャッジ力を上げるポイントを解説してきましたが、自社の力だけで実践するのは難しいところもあります。

そんなときは面接官トレーニングを導入してみてはいかがでしょうか。

面接官トレーニングでは、面接の様子を録画してプロが評価したり、プロが面接した様子を複数の面接官でジャッジし、評価の軸が揃っているかどうかのチェックを行ったりします。

プロ人事でも面接官トレーニングを行っており、好評を得ています。

特にそれぞれの面接官の評価の軸を確認するのは自社ではなかなか難しいので、実施してみる価値があると思います。

以下の記事では、プロ人事の面接官トレーニングについて詳しく解説したものとなっておりますので、興味のある方はぜひ合わせて御覧ください。

6.まとめ

今回はオンライン面接を成功させるコツについて解説しました。

今回ご紹介いたポイントを実践しても辞退者が減らないという場合は、ターゲット層がそもそも見誤っているのかもしれません。

プロ人事ではスカウト代行を行っており、採用課題を見極めたうえで候補者を選定していきます。

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この記事の監修者

採用代行・採用コンサルティングサービスを提供している株式会社プロ人事が運営する採用メディア「SaiDai」

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