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【プロの採用コンサルティングが語る!】採用広報とは?3つの目的と具体例を解説

採用広報はなぜ行っていくのか?基本について採用のプロが解説いたします!

採用広報とは、採用に関する広報活動全般を指します。そもそも広報とは社内外へ情報発信していくことです。

広告と混同されることもありますが、広告はお金を払って広告枠を買って宣伝する一方で、広報はお金を払わずに新聞や雑誌に取り上げてもらったりインタビューを受けることで宣伝を行っていきます。

その意味で言えば採用広報とは、採用活動全般の広報ということで、情報サイトや自社の求人サイトで採用のPRを行っていくことと言えるでしょう。

例えば人事担当者の方がインタビューを受けているようなケースも見たことがあるかと思いますが、これも採用広報の一環と考えていただければと思います。

このように採用広報と言われる場合には、元の広報の定義を超えて扱われる場合もあります。

この記事では採用広報の概要やそのポイントを解説していきます。

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目次

1:採用広報の目的・必要性

まず採用広報とは、どのような場面で必要とされているのでしょうか。

導入を検討する上で、この点は必要な要素となってくるかと思います。そこで、その目的や必要性について3つの論点に分けて、解説をしていきます。

1-1:この先採用難易度が上がっていく

ここからは採用広報が何故必要になっているのか、その背景を解説していきます。

大前提として、日本では採用の難易度が年々上がっていく傾向が報告されており、そのトレンドがしばらく続いていくことが予想されています。多くの企業では、採用がますます難しくなっていく中でいかにして事態に対応していくのかが問われています。

この傾向は新卒採用やエンジニアの採用など特定の分野で特に顕著です。

新卒採用に関して言えば少子化の影響が少なからずあり、学生数そのものが減少傾向にあります。この点に関してほんの数年前までの傾向としては、少子化にも関わらず大学入学率が増えたため学生数自体は増加傾向にありましたが、今後はそれも頭打ちして、新卒採用のターゲットとなる学生数が減っていくと考えられています。

このように採用ターゲットの総数減少という問題を踏まえれば、採用広報を推しすすめることで人材獲得に繋げていくことは、企業の人事業務において非常に重要な課題と言えるでしょう。

1-2:理解を促しミスマッチを防ぐ

更に、採用広報は単に採用の難易度が上がっているからではなく、採用におけるミスマッチを防ぐという目的からも注目を集めています。

つまり採用広報が動いて注目を集めていくことで、自社の仕事内容や職種、業界について周知されていき、候補者側の理解が一層深まるということです。さらに社風や価値観についても共通認識が得られたうえで応募いただき、選考に進んでいただける可能性もあるので入社後のミスマッチを防ぐきっかけづくりに繋がっていきます。

1-3:応募のハードルを下げる

またそれ以外にも、例えば業務内容が一般的でないような特殊な仕事であれば、学生側に応募にためらいが生じているケースもあります。

そのような場合にも学生に仕事の理解を促し、疑問点を解消することで応募のハードルを下げていける可能性もあります。

上記のように様々なケースを想定して採用を積極的に行っていくのであれば、広報に関して力を入れていくべきでしょう。

2:採用広報に踏み切れない理由

上記で紹介したように、採用広報を実施することで様々な効果を得ることができるのですが、その一方で採用広報の実施に踏みきれないという企業もあります。

ここでは、なぜ採用広報に踏み切ることができないのかについて、またその解決方法について御紹介をしていきたいと思います。

2-1:費用対効果が分かりづらい

その理由の1つは、費用対効果が見えづらいという点です。

この記事では広報は広告と違って費用がかからないと最初に述べてきましたが、それは外部に支払いが発生しないという意味で、全く費用がかからないという意味ではありませんのでご注意ください。

やはり広報であっても人が動く以上は、どうしても相応の費用は掛かってしまいます。しかし経営陣の立場からすると、コストを惜しんで費用対効果を求めるというのは致し方ない部分もあるでしょう。

こうした採用広報のコスト面について考える際に必要なのは、「広報は会社のブランディングにつながるような取り組みでもある」という考え方です。

この観点を持つと、採用に関してすぐに成果が上がらなくても、続けていくことで徐々に企業価値を高めていくことができると考えられます。

採用広報という意味合いだけでは費用対効果の面で取り組みづらさを感じていても、ブランディングという観点から長期的な視野をもち取り組んでいくことが必要です。

将来、学生から指名されるような会社としてブランド力が周知されるようになれば、費用面に関しても回り回ってメリットが大きいと言えるのではないでしょうか。

また、広報の世界では広報の成果を測るための「広告換算値」というものがあります。

これを使って考えていけば、広報で行った業務の成果を実際に広告で行った場合にいくらの価値になるのか計算することができます。

どうしても必要な場合には、こうして数値として費用対効果を測定していくことも可能ではあります。

しかしながら、このような手法は最新の広報の場面ではあまり良しとはされていません。

国際的なPRのコンペティションなどでは、この広告換算値に対しては否定的な見方が一般的です。というのも、紙面にどれだけ乗せてもらえるかではなくその中身や品質が重要であると理解されているからです。

広報になってしまうことで記事の中身をチェックすることができないことも少なくないですし、広報側で記事の作成をリードすることもできなくなってしまいます。

一方で、広報だからこそ文面などの質が評価される場合もあります。

広告に比べて予算の規模が小さいことが自明である広報という分野において、クオリティの面で広告と比べて遜色無いとなれば、それは広告以上の価値があると捉えることもできるのではないでしょうか。

2-2:初めてのことなのでやれる人材が居ない

また、人事広報という分野には大きな会社であっても人数がほとんど居ないケースも少なくなく、採用人事に関連して広報に精通しているような人は居ないケースも多いです。

結局、一体誰が担当すればいいのかと揉めてしまい担当者が中々決まらないことになってしまいます。

このような場合には、外部に採用広報を依頼するということが最も簡単な解決方法となります。

我々、プロ人事は採用コンサルティングサービスの中に広報プランも用意させてもらっていますので、そのような状況にお困りの企業様には是非活用していただきたいです。

利用を検討する上で懸念事項となるのは、採用広報を外部に依頼するとなるとその分の費用がかかってしまうという点です。

たしかに基本的には採用広報だけであれば多額のお金がかかってしまいます。

しかし採用コンサルティングと合わせていただければ比較的安価にご提供させていただくことができます。

またプロが行いますので多少コストは掛かりますが、中長期的に見ればかなりコストパフォーマンスにも優れていると言えるでしょう。

ただこのようなプランを導入しても丸投げではなく、あくまで一部の依頼にしたほうがいいでしょう。

3:採用広報の活動具体例

ここでは、さらに具体的なイメージを持っていただくために、実際に採用広報の活動についてどのようなツールを用いて活動がされているのかについて解説いたします。

また、それぞれのツールの特徴についても紹介しております。

SNS

採用広報と聞いて最もイメージしやすいものがSNSでしょう。

学生や若年層が日常的に使っているTwitterやFacebook、あるいはInstagramなどのツールを活用して広くメッセージを届けていきます。

このようなSNSを用いることで通常の応募サイトより応募者にかなり身近に訴求することができるでしょう。

SNSで拡散する内容としては、仕事の内容の公開や働いている人にフォーカスしたインタビューなども非常に効果的です。あるいは過去の内定者に協力してもらい、内定者インタビューや経験談などを記載するのもよく利用される手法です。

一方この時に注意したい点として、人事側が伝えたいことにフォーカスし過ぎないことが重要になります。

あくまで応募者側の視点に立った内容や、学生が読みたくなるようなコンテンツを練り、伝えていくことに注力しましょう。

オウンドメディアや採用ブログ

オウンドメディアや採用ブログも採用広報でメジャーな手法です。

TwitterやFacebookはあくまでフックとして使い、最終的に自社メディアに流入させていきましょう。

例えば「就活生に1月の時点でやってほしいこと」などの記事をオウンドメディアに作り、Twitterなどでそれを発信していきます。

詳しいオウンドメディアの活用事例はオウンドメディアリクルーティングという別の記事で詳しく解説しておりますのでまたそちらをご覧ください。

詳しいところはその記事を見ていただきたいのですが、オウンドメディアリクルーティングではその会社の社風などを見せていくことが重要になります。

そのため様々な社員をインタビューしていく内容がコンテンツの中心になっています。

ポイントとしては、無闇矢鱈にインタビューするのではなく、辞退などのネガティブなポイントや学生が辞退する理由などにフォーカスしていくのがいいでしょう。

また、過去の辞退理由などを分析してそれに対する反論記事を作るのもおすすめです。

あるいはインターネット上の悪い口コミに反論できるのもこのオウンドメディアリクルーティングの有効な点です。

そのようなネガティブな口コミは当然消したいと思うのが普通ですが、消すのにもお金がかかりますし、一回消してもまたすぐに復活してしまいます。オウンドメディアで一度しっかりと反論する記事を作ることができれば、ネガティブな口コミを無効化することができるでしょう。

こちらの記事ではオウンドメディアの制作に関してどのようなコンテンツを入れるべきなのかについて悩まれる方もいらっしゃるかと思います。プロジンジでコンテンツマーケティングのサービスも提供しており、こちらの記事でさらに詳しく解説しておりますのであわせてご覧ください。

新聞雑誌でのPR

すぐに効果は出ないですが、人事などを自社でなく社外のサイトにインタビューしてもらうことは非常に効果的な手法になります。

しかし有名人でもない限り待っているだけではオファーが来るというケースは稀で、積極的に「こんな記事作りませんか」と自社からのアプローチを行っていく必要があります。

基本的には記者にもメリットがなければいけないのでどんな記事が作れるのかを提案して協力関係にしていくことが必要でしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回は採用広報について解説してきました。

採用広報で特に重要になってくるのが、SNSとそれに紐付いたオウンドメディアになります。

自社でSNSをしっかりと運用しつつ、オウンドメディアリクルーティングを我々でサポートさせていただくのが効果が高いベストな方法であると思いますので、ご興味の方は是非ご検討ください。

また、オウンドメディアリクルーティングについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

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この記事の監修者

採用代行・採用コンサルティングサービスを提供している株式会社プロ人事が運営する採用メディア「SaiDai」

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