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【選考希望者続出!】効果的な1dayインターンの運営方法とは?

効果的に1dayインターンを運営する方法について解説

今回は採用人事の中でも設計や企画を担当されておられる方が頭を悩ませる、1dayのインターンシップの満足度を高める改善方法を解説していきます。

データでは、約9割の就活生が何かしらのインターンシップに参加していることがわかっています。

ただ、これは【長期インターン】や【複数日のインターン】、【1dayインターン】などを全て踏まえた数値となっており、中には、「実質的に説明会」と同じようなインターンも含まれている点には留意すべきです。

しかしながら、インターンシップは今では一般的になってきています。

9割以上が経験していることでわかるように、現在殆どの企業がインターンシップを運営してます。

これは逆に言えば、1dayインターンシップを含めたインターンシップの差別化が非常に難しくなってきていると言えるのではないでしょうか。

だからこそインターンシップの内容をいかに効率化し学生の満足度を高めていけるかが重要になってきています。

そこでこの記事では、我々、採用のプロのコンサルタントが1dayインターンシップに関することを解説していきます。

実際にインターンシップには何が求められているのか、どうすれば満足度を上げられるのかをご紹介します。

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目次

1.1dayインターンシップとは?

1dayインターンシップとは何なのか、ご存じの方も多いとは思いますが、改めて定義を解説していきます。

1dayインターンシップとは1日ですべて完結するインターンシップのことを指します。

1dayとは言っても、実際には半日だけのものもあったりしますが、1日以内ですべて終わるものは1dayインターンシップに含まれます。

基本的には複数日あるインターンシップは【インターンシップ】若しくは【短期インターンシップ】そして1日で終わるものが【1dayインターンシップ】、期限がなかったり長期に渡るものが【長期インターンシップ】と呼ばれています。

インターンシップ種類

ちなみに、【長期インターンシップ】の場合には、学生側に給料をお支払いする場合もあります。

そもそもインターンシップとは、職業理解を促すような体験のことを言います。

インターンシップ

その仕事のことを理解したり、わかりやすく伝える場がこのインターンシップになっており、実際の業務を体験させるようなものもあります。

インターンシップと説明会は少し混同されやすいのですが、説明会の場合は完全に採用活動の一環として行われ、文字通り会社のことを説明する場として設けられます。

企業説明会

一方でインターンシップも大前提としては採用活動の一環として行われますが、職業体験という側面を重視して行われるのものです。

ただし、実質的にはインターンシップと説明会は同一視されている場合もありますのでこの境界は曖昧な部分もあります。

基本的には1dayインターンシップは一日で行われる職業体験で同時にプレエントリーにもなると考えておいたらいいでしょう。

2.1dayインターンシップに学生が求めている事とは?

続いて、効果的な1dayインターンシップを開催するために、学生が1dayインターンシップに何を求めているかを分析していきましょう。

まずは、リクルートが学生に対して行ったアンケートの内容を見ていきます。

ITエンジニア

こちらのアンケートは、インターンシップで何を学んだか?というアンケートなのですが「業界・企業・職種理解が深まった」という回答が一番多いようにまずは業界や会社の理解を深めてもらうことが一番重要と言えるでしょう。

そして「就活の予行練習になった」「自己分析が深まった」「社会人とのコミュニケーションに慣れた」と続いていきます。

この上位4つが3割以上の学生にに挙げられているというのが重要なポイントです。

「社会人とのコミュニケーションに慣れた」というのは「就活の予行演習になった」と実質的にほとんど変わらないと考えれば、ポイントは「理解」「予行演習」と「自己分析」の3つになります。

つまり、1dayインターンシップでは時間がないため、この3つにしっかりフォーカスしていくことが大原則になります。

逆に言えば、この3点をしっかりと学生側に伝える事が出来れば、1dayインターンシップの満足度を高める事に繋がると言えるでしょう。

それでは、次に人事が判断をする際に注意してほしいポイントを解説していきます。

ポイント1:業界・企業・職種理解

約7割の学生が重視しているインターンシップの最も重要な点がこの「業界・企業・職種理解」です。

特にポイントと言えるのが「企業研究」だけになってしまわないようにするというのが観点としては重要です。

実際には、インターンシップと会社説明会の資料が重複してしまっているケースが多いように、インターンシップでも会社の紹介に時間を使いすぎてしまうことがあります。

学生は業界や企業に漠然としたイメージしか持っていないため、効率的に理解を深めるには、説明に徹するのではなく、体験型もしくはワーク型の2つの観点を取り入れていくといいでしょう。

従来1dayインターンシップでよくある手法としては講義型が多かったのですが、それだけになってしまうとただの説明会になってしまって満足度も低くなり、学生の理解も上がりません。

ワーク型を取り入れてみる

そのため現在はワーク型が多くなっています。

2020年のパンデミックの前までは少人数でワークを行っていくのが正しいアプローチだと言われていました。

しかし、パンデミックの影響で対面でのインターンシップの開催ができなくなってからはウェブ上でのインターンシップが増えてきました。

パンデミックの影響

対面でない分、業界や企業への学生の理解が浅くなってしまうため、その対策が重要になっています。

ウェブ上でできる簡易なワークが人気になっていますが、グループディスカッションなどもウェブ上でも行えるため、ウェブのメリットを活かしつつ様々な手法を導入、検討し、自社にマッチした手法を取り入れていきましょう。

ちなみに、我々は1dayのインターンシップの運用や代行をさせてもらうこともありますが、プロの目から見ておすすめしているのが、採用におけるターゲットの学生と企業理解や学生理解をしっかりと連動させていくことです。

企業にとってインターンシップはまだまだ初期の段階なので間口を広げる動きをしてしまいがちです。

一方で学生はインターンシップを通してこの業界・会社に向くのか判断したいと思っています。

なので、全員に向けたものより特定の学生に響くようなものにしっかりとフォーカスして取り組んでいくのがいいでしょう。

ここで更に重要になってくるのが、業界の理解を促すようなワークを設定した際、学生にも考えさせるきっかけをアウトプットの場を用意することです。

1dayインターンシップはあくまで会社の理解を促す場とされているので、うまく使えば学生の情報をゲットすることも可能です。普段は志向性などがわかりにくいですが、ワークなどに入れ込めば情報を獲得しやすいでしょう。

この志向性をインターンシップなどで獲得する事ができれば、それを元にインターンシップ以降のフェーズの面接などの場面で、その学生毎の志向性に合わせたトークをしていくことにより、学生の志望度を高めていくヒントとして活用することも可能となります。

また、インターンシップについては個別性も高いため、ノウハウを応用することも難しいです。

我々はプロとして1dayインターンシップの代行を行っておりますし、当然、インターンシップの企画などのコンサルティングも提供しておりますので、これらのサービスにご興味があれば、ぜひ一度、プロ人事までお問い合わせください。

ポイント2:就活の予行演習

見逃してしまいがちな点ですがインターンシップの設計の段階で意識しておきたいことの一つが【就活の予行演習】です。

就活の予行演習

これは、結局のところ、「うちの会社には関係がない」と感じてしまう人も多いでしょう。

ただし、この1dayインターンシップにおいて彼らに就活の予行演習の成功体験を積んでもらえれば「この会社でなら活躍できそうだ」という手応えを感じさせることができるでしょう。

もちろん、それが「この会社でなら」ではなく、「社会人になっても通用しそう」とか「面接でなんとかなりそう」といった、自社だけの手答えではないかもしれません。

しかし、少なくとも自社のインターンシップを通して、手答えを感じて貰うということを意識するのは重要です。

そもそも、人は誰しも他人から評価されたいと感じています。

マズローの5段階欲求説によれば、人間の生理的欲求や安全の欲求が人の欲求の大前提にはなりますが、人から認められる承認されるというのは高いレベルでの自己実現の欲求とされています。

つまり、多くの人は大前提として人から認められたいと思っているのです。

そして、当然ですが、人は承認されないような環境には飛び込みたくないとも言えます。

自分の力を発揮できて自分のことを承認・称賛してくれるような環境に身を置きたいと考えるのが自然なのです。

1dayインターンシップでもこの感覚を持って返ってもらうことが極めて重要になります。

ここで重要になるのが1dayインターンシップのプログラムです。

インターンシップのプログラム

就活の予行演習と大々的に銘打ってしまうと失敗した時に本人の承認欲求が満たされないと感じられかねないので、あくまで結果論としてマッチしているというのを彼らに思わせられるようなものがいいでしょう。

私たちの有するインターンシップのノウハウの一部を公開させていただくと、「異なるフィードバックプログラム」を利用すれば、マッチしてほしいと思っている学生に気づかれずに全員を評価することができます。

例えば、企業が「あの学生も良い」「この学生も欲しい」と高評価を頻発してしまうと学生から見ると「この会社って誰でもいいんじゃない?」と思ってしまい疑問に感じてしまうでしょう。

そこで、この「異なるフィードバックプログラム」を活用します。

これは、インターンシップのプログラムの箇所で、評価の工程を1つだけにするのではなく、複数の評価工程を用意することによって、少なくともその中からどれか1つの評価を得ることができるようにしていきます。

そのように評価ポイントを複数用意することによって、できる限り参加学生の全員が、承認されているという感覚を与えることが可能です。

また、このフィードバックは当日行うものと、後日個別にメッセージを送るものに分けていくことで、学生側に「この会社は全員、誰でも誘おうとしている」と思わせる事を少なくすることも可能です。

また、これを行うことで学生は就活の予行演習ができたと思い、その感覚を与えてあげることでこの会社では活躍できそうと思わせらることができるでしょう。

ポイント3:自己分析が深まった

「自己分析が深まった」という学生側の手答えについては、これは絶対に1dayインターンシップで意識してほしいポイントです。

具体的な手法・ステップとしては2つあります。

  • 1.自己分析のシートの作成回収
  • 2.分析結果シートを渡してあげる

この2つのポイントは両方非常に大事なので必ずやっていただきたいと思います。

多くの場合、自己分析は学生が自分で勝手にやるものだと思っていますが、これは企業からすれば正直非常にもったいないです。

これをインターンシップの時間を使って行ってあげることで様々なメリットが得られます。

まず、オリジナルの自己分析シートを作成し学生に配布します。

自己分析シートの作成回収

できればその場で記入させる時間を設けるのがいいでしょう。

1dayインターンシップでは、少しその業界のことを知っただけで自分がその業界に向いているかわかるくらい学生が自己分析ができているケースは殆どありません。

また自己分析は本当の自分に向き合わないといけないため、半ば強制力がないと学生は中々やりたくないのが本音でしょう。だからこそインターンシップの場を活用していきます。

また、せっかく書かせた自己分析をしっかり回収することが非常に重要です。

自己分析は「学生自身のためのものなので回収していいのか」と思われるかもしれませんが、分析結果を返すからと言えば自然に回収することができます。

学生の書いた自己分析のシートには中々得ることが難しい学生の本音が詰まっていますので、今後の学生の採用において非常に重要な武器になります。

また分析結果シートはしっかりと作り込みましょう。

分析結果シート

プログラムを組んでもいいですし、独自のチェックシートのようなものを作って人事が手計算で数字を書いて何パターンかのアウトプットを用意して記載してもいいでしょう。

市販の適性検査を使ってもいいかもしれません。しかし、有料のものを使ってしまうと独自の質問を入れられなくなってしまうというデメリットがあります。

独自の質問を入れるほうが今後の選考においても差別化がしやすいです。

ちなみに、当然ですがこのような分析プログラムの制作についても、私たち、採用コンサルタントのプロ人事では御依頼を承っておりますので、お気軽にお問合せください。

引用:https://job.rikunabi.com/contents/internship/9249/

3.1dayインターンシップに対する考え方

ここまでで、1dayインターンシップに関する中身の改善などを解説してきました。

ここでは、私たちの1dayインターンシップに対する考え方などを解説していきます。

まず、我々はプロ人事という会社で1dayインターンシップの企画や代行のコンサルティングを行なっていますので、その中でご質問をいただくことがあるのが

Q:1dayインターンシップを代行しても大丈夫なのか?

という質問です。

この質問は、「インターンシップは会社の理解を深める場なのに会社の人間以外に頼んでいいのか」といった趣旨なのですが、結論で言えば全く問題ないです。

我々はプロの採用代行 (RPO) を行っているため、我々のような業者を使うのであればむしろメリットのほうが多いと考えています。

ただ、昔ながらの考え方として、人を採用するという大事な事を社外に出してもいいのか?という抵抗を感じることもあるでしょう。

或いは、会社の良さが社外の人に分かるはずがないとかんじるかもしれません。

しかし、実際にはこのように考えてみてください。

1dayインターンシップはある意味で会社の魅力を伝える場です。

会社というものをうまく伝える、「伝えるプロに頼む」ということ。

しかも、1日という非常に短い時間でその会社のことを知ってもらうという意味では、「伝えるプロ」が伝えた方がいいでしょう。

確かに、本当にしっかりと伝えるためには、会社の中に入って貰って、一緒に社員と仕事を体感して貰えば、本当にその仕事を体感できるでしょう。

しかし、実際にそんなことは1dayインターンシップでは不可能です。

だからこそ、伝えるプロを活用するほうが遥かにうまく魅了を学生に訴求できるのではないでしょうか。

代行

また、我々のようなコンサルティングサービスを利用する方に多いのが、1dayインターンシップの人気企業になりたい、と人気になるのが目的になってしまっているケースです。

弊社は人気の1dayインターンシップを行っている企業のコンサルティングなども入らせていただいていますが、そのような人気のものであれば学生は当然多く集まりますし、1dayインターンシップからの応募で母集団形成が十分行えるなどメリットは大きいのは確かです。

それに1dayインターンシップで人気になれば優秀な人材を総取りできるチャンスもあるでしょう。

しかしそこに至るまでの道のりはかなり過酷です。

日本全国の企業が採用のライバルになってしまうのです。

そういった意味でむしろ1dayインターンシップで人気企業になるのを目指すのはコスパが悪いと言えます。

一方で重要なのは1dayインターンシップに参加した学生がちゃんと気持ちよくなって次に進みたくなるということです。

これが1dayインターンシップにおいて最も需要なことだと言えるでしょう。

ここまで、1dayインターンシップに関してを解説してきました。

コンサル

また、1dayインターンシップの改善などにご興味があれば、ぜひプロ人事までお問い合わせください。

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この記事の監修者

採用代行・採用コンサルティングサービスを提供している株式会社プロ人事が運営する採用メディア「SaiDai」

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