面接官トレーニングで応募者から魅力を感じてもらえる面接官になりませんか?
当然ですが、応募者は自分の希望する会社に受けるために面接のトレーニングやロールプレイングを行い、面接でどのような事を聞かれても大丈夫なように対策をします。
それでは面接官はどうでしょうか?
自社に取ってマッチするかどうかを見極めたり、本当にそのスキルを有しているかどうかを判断するために、非常に重要な面接ですが、面接のために練習したり、事前にしっかりと準備を行うケースはどれほどあるでしょうか?
実際のところ、面接官側の準備については、正直そこまでしっかりと対策していない…
そのような企業が多いのでは無いでしょうか?
しかし、それでは応募者側が自社に魅力に感じて貰えなくなってしまい、選考中や内定提示後に辞退されてしまったり、他社に良い人材を奪われてしまいかねません。
そのような状況を防ぐ為に、採用に成功している企業が行っている取り組みこそが、この記事で紹介するプロ人事が行っている「面接官トレーニング研修」になるのです。
この記事では、そんな「面接官トレーニング研修」の中でも最も重要な”応募者に魅力を感じて貰う面接官”になるための5つのポイントをご紹介します!!
面接官トレーニングで採用クオリティーが上がる!?
採用活動のなかでも重要な工程である面接の質を上げてみませんか??
株式会社プロ人事では会社毎の悩みに合わて研修内容をカスタマイズする形式かつアフターフォローもしっかりと行っていますので、より実践的な面接官トレーニング研修となっています!
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1:面接官トレーニングとは?
まずはここで改めて、面接官トレーニングについてを解説していきます。
面接官トレーニングは面接官向けの面接に特化したトレーニング研修になります。
プロ人事が行っている面接官トレーニング研修は、その企業毎の課題や状況などを元にカスタマイズして行っていますが、ここでは多くの企業に共通している点にフォーカスしてご紹介していきます。
まずは、現状の面接官の状況を同席したり、アンケートなどで面接官から意見を回収して整理していきます。
その上で、現状がどのように応募者から見られているのかを面接官に体験していただき、どうすれば魅力的に感じて貰う事ができるのか、意識改革から行っていくのが、プロ人事の面接官トレーニング研修になります。
また、その他にも、面接官の間でどういう人材が欲しいかを精緻に共有していく、ワーク研修やそれぞれの人材別にどのようなアプローチ・質問が応募者に伝わるのかなども研修していきます。
また、その他にも、担当する面接官により良いと思う人材に差がでてしまい、早期退職者や人材のミスマッチに繋がることを防ぐために、応募者の見極め方などの研修も同時に実施していきます。
このように一言で面接官トレーニング研修と言っても、行う領域は非常に広く、多種多様になっています。
だからこそ、面接官トレーニング研修では面接に必要な知識を理解することで、個々の面接官スキルを上げよりマッチする人材採用に繋げていくことを目標としています。
2:魅力的な面接官になるための5つのポイント
それでは、次に面接官トレーニング研修の中でも、「魅力的な面接官になるための5つのポイント」を解説していきます。
ポイントとなる5つの要素は以下の通りです。
- コミュニケーションスキル
- 質問力
- 共感力
- 表現力
- ビジネスマナー
それでは、それぞれについて以下で解説していきます。
2-1:コミュニケーションスキル
面接官にも「コミュニケーションスキル」が重要であると私たち、プロ人事は考えています。
というのも、面接では短い時間で様々な交渉やコミュニケーションをしなければならないためコミュニケーションが重要になるのです。
具体的に面接で活かせるコミュニケーションは「応募者から本音を話して貰えるようなコミュニケーション」と「応募者が自社・面接官に魅力に感じて貰えるコミュニケーション」の2つが重要になります。
- コミュニケーション1:応募者から本音を話して貰えるようなコミュニケーション
面接の場面では、当然応募者は緊張していますし、何よりも「受かりたい」「落ちたくない」という気持ちが強く表れるため簡単には本音で話をして貰えません。
しかし、だからといって本音を引き出せない状態であるとミスマッチになってしまったり、入社後に「こんなはずでは無かった」といった状態になってしまいかねません。
だからこそ、応募者から自然に警戒感を抱かせることなく、本音を引き出せるコミュニケーションが重要となるのです。
それを面接官トレーニング研修で実現をしていきます。
- コミュニケーション2:応募者が自社・面接官に魅力に感じて貰えるコミュニケーション
単に本音を引き出すだけで無く、本音を引き出した上で応募者から自社を魅力に感じて貰う必要があります。
そもそも、応募者は「面接官の雰囲気」で良い会社か悪い会社を判断している傾向がありますし、面接官の対応が悪いという理由だけで辞退するケースもあります。
会社側としては「複数面接官がいれば中にはそう言う人がいるのも当たり前」「人によって合う合わないは当然ある」と考えてしまいがちですが、優秀な人材を採用したいと本気で考えているような企業の場合には、面接官トレーニング研修を行い、そのような態度を面接官が取らないようにして、良い人材を採用できるようにしています。
また、面接官トレーニング研修を行う事で、面接官の意識付けも期待できるため徐々に会社の面接力をアップしていくために、プロ人事の面接官トレーニング研修をぜひご活用ください。
2-2:質問力
質問力も面接官トレーニング研修で応募者に魅力に感じて貰うために重要です。
もちろん、「ジャッジ(判断)するための質問」も面接では行いますが、それだけでは応募者から魅力に感じて貰えません。
では、どのような質問をすれば応募者から魅力に感じて貰えるのでしょうか?
それは、応募者自身に「興味を持つ」ような質問です。
「何をしたのか?」「何が出来るのか?」といった質問ではなく、「貴方はどういう人なのか?」「どういう風に考えたのか?」「なぜそのように考えたのか?」と言ったその人の内面に触れた質問を行っていくのです。
そしてその上で「なるほど!貴方のような考えの人は素晴らしいor自社に合っている」というようなフィードバックをしていくことで、応募者は「自分に興味を持って貰えてくれて嬉しい」「自分に合っていると言われて安心した」というような感情を抱きます。
もちろん、これを自然と行うためにも、面接官トレーニング研修を行って面接官にその技術を身につけていただきます。
2-3:共感力
人と人とのコミュニケーションにおいて「共感」は基本的なものではありますが、とても重要な力です。
一方で普段のコミュニケーションでは「共感」が出来ている人でも何故か、面接では共感出来ていない人は数多くいます。
理由としては面接で共感してしまう事で「応募者に合格と悟られてしまうのではないか?」「応募者を認めている事になるのではないか?」といった気持ちが働いてしまい、つい、共感を隠そうとしてしまう人がいます。
実際に面接で落とすとしてもその場で「共感」することは何も悪いことではありませんが、今までの染みついた癖などもあるため、面接官トレーニング研修を行うことでその癖を解消していきましょう。
2-4:表現力
共感力に近いですが、表現力も重要なコミュニケーション力です。
この表現力というのは応募者に対して自社の仕事や考え方、社内の雰囲気を魅力的に表現する力です。
例え、話す内容が言葉で決まっていたとしても伝え方、表現の仕方で大きく印象は変わります。
だからこそ、表現力も重要になるのです。
2-5:ビジネスマナー
最後に応募者に魅力に感じて貰うためには、面接官といえども最低限のビジネスマナーが重要になります。
むしろ、面接官という立場だからこそ、ビジネスマナーをしっかりとしなければなりません。
つい、面接官という立場や自分が慣れている自社の環境だとビジネスマナーが疎かになってしまいがちです。
しかし、応募者側は面接という機会でビジネスマナーに気を遣っているからこそ、面接官側もしっかりとビジネスマナーを行っていくべきなのです。
ここで挙げた5つのポイントこそが、応募者に魅力に感じて貰える「面接でのポイント」になります。
あまりにも当たり前の事ではありますが、「面接官」という立場で「慣れ親しんだ面接場所」だと、どうしても気が緩んでしまってこの5つのポイントが出来ないケースもあります。
だからこそ、面接官トレーニング研修を行って、これらの点をしっかりと改善していき、採用を成功させていく必要があります。
3:面接官トレーニング研修の種類
それでは、次に面接官トレーニング研修の具体的な内容についてを解説していきます。
まずは、面接の形式ですが最もオーソドックスな集合研修は以下の通りになります。
集合研修・・・対面ORオンライン研修
採用コンサルタントや人事のスペシャリストが講師として登壇します。
面接官に大切なことや、この記事で挙げた応募者から魅力に感じて貰えるための工夫事前の履歴書からどう読み取るかや
どういった質問が応募者の本質を見極められるかなどを学ぶことができます。
また、ワーク(実践)を取り入れた研修になっており、アイスブレイク法や質問への対応の仕方・掘り下げ方などそれぞれのテーマに沿って進めていきます。
これは、もっともオーソドックスな集合型の研修になります。
基本的にプロ人事の面接官トレーニング研修は「1社毎のカスタマイズ研修」になっているため、対面やオンライン研修でも、その会社毎にマッチした研修内容になっています。
また、このようなオーソドックスな集合型の研修以外にも、同席の研修もあります。
同席研修・・・対面ORオンラインでの面接にプロ人事が同席
通常の自社で行っている面接にプロ人事の採用コンサルタントや人事のスペシャリストが面接官として同席したり、オンラインの場合には録画したものを確認して、フィードバックしていきます。
実際の面接の中でどうすれば良いのかをフィードバックしたり、アドバイスをしていく、まさに実践型の研修になっています。
4:面接官トレーニング研修の流れ
面接官トレーニング研修での魅力に感じて貰えるポイントについて大まかな流れをここでは解説していきます。
もちろん、会社によって課題がそれぞれですので、この流れの通りではありませんが、オーソドックスな流れを一例として記載します。
ぜひ、面接官トレーニング研修を行ってみるかどうかの検討の参考にしてみてください。
まずは、面接における課題をプロ人事が調査・分析を行います。その上で、面接官が自分の企業の課題をしっかり把握できているかを確認する研修を行います。
悪い面接はどこも同じような面接になってしまっています。
そこでどう他社との差別化をするか。また、応募者に好印象を与えることができるか。
面接官の印象により志望度も変化すると言っても良いでしょう。だからこそ、現在地をしっかりと確認するところから始まります。
面接官は応募者の悩みや重要視しているポイントを短時間で見抜く必要があります。
毎回同じことを答えるだけでは自分主導の面接になる応募者の求める答えになりません。そういった意味では面接官のヒアリング力がとても重要視されます。
このような面接官トレーニング研修ではテクニックなどを中心に解説していきます。
例えば、メラビアンの法則は第一印象が何で左右されるのかを示す人間の基本的な心理面を表した法則になります。
このメラビアンの法則では「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の中で第一印象では視覚情報が最も大切になることを示してます。
そのため、
- 清潔感のある見た目
- 手振りを交えて会話をする
- 自信のある表情
- 相手の目を見て話すことができる
こういったことをどのように面接で実行するのか、を研修でお伝えします。
最後に、面接官トレーニングでは実際の面接のフィードバックを行うことも可能です。
プロ人事の面接官トレーニング研修は単なる研修ではありません。
実践的で本当に役立つものであると考えているからこそ、実際の面接に同席し、そこでフィードバックを行うこともしています。
まとめ:良い人材を採用するための秘策こそ、面接官トレーニング研修
現在の日本では理系の採用やエンジニアの採用などは非常に過熱しており、待っているだけでは優秀な人材を採用することは決して出来ません。
多くの企業が人材紹介会社や求人広告、ダイレクトリクルーティングのサービスなどを活用してもなお、人材が採用出来ずに困っています。
そんな状況を解決できる秘策にもなるものが「面接官トレーニング研修」になるのです。
優秀な人材を奪い合っている状況の中で、会社規模や知名度などは簡単には改善できません。
また、年収を改善することも可能でありますが、単に直近の応募者の年収を上げてしまうと、既存社員との不公平感にも繋がってしまいかねません。
だからこそ、まだまだ多くの企業が取り入れていない状況だからこそ、面接官トレーニング研修は差別化にもなりますし、良い人材を採用する上での秘策にもなるのです。
ぜひ、良い人材の採用で悩んでいる企業様はお気軽にプロ人事までご相談ください。
また、こちらの記事では、網羅的にかつ徹底的に面接官トレーニングについて解説しておりますのでぜひ合わせて御覧ください。