突然ですが、「インターンシップの業務はその会社の人しか出来ないのではないか?」と、タイトルをご覧になって疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。
仰る通り、長期インターンのように「企業の本当の業務を理解してもらう機会」を目的としているのであれば、その会社の人しか対応ができません。
しかし、1dayインターンシップ・短期インターシップのように時間が限られているタイプのインターンシップであれば、むしろ専門の人材コンサルティング会社が介入することにより、高いクオリティと満足度が実現可能です。
そこで、この記事ではプロのコンサルが行うインターンシップの代行のサービスについて、サービスやインターンシップの企画についての内容や導入への流れ、費用の相場等について解説していきます。
インターンシップを新たに企画していきたいと思っていらっしゃる企業様や、毎年インターンシップを企画しているにも関わらずインターシップからなかなか採用ができない企業様におすすめです!
ぜひ最後までご覧ください。

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インターンシップの種類についておさらい
インターンシップそのものは企業・学生双方ともに浸透している制度であるため、ある程度仕組みについては把握している方が多いと思います。
一方で、多くの人が実状としては人によって捉え方が異なる事例があります。
そこでこの章では、インターンシップの定義や種類について振り返りをしていきましょう!
①:1dayインターン
1dayインターンは所用期間が1日または半日で終わるのが特徴です。
主な内容はゲーム感覚で仕事内容を体験、会社の説明会などが挙げられます。
1dayインターンは所要時間期が1日以内と非常に短いため、後述する「短期インターン」と比べると若干選考要素や就活本番の要素が加わる傾向があります。
ただし、インターンシップの目的である仕事の体験をしてもらうことも重視しなくてはいけません。
期間が短い時間の中で楽しく、そして分かりやすく仕事の体感をしてもらうことが大切なポイントでしょう。
②:短期インターン
短期インターンは所用期間が数日間〜1週間程度のインターンシップです。
別名サマーインターンやウィンターインターンなどと呼ばれ、学生の長期休みに合わせて開催される傾向があります。
1dayインターンよりも所用期間がやや長いですが、基本的には会社の仕事を体感してもらうという目的においては、1dayインターンと同様です。
また、数日〜1週間程度の期間だと、実務までは学生本人に体験するのが難しいと言えるでしょう。
現場の社員の指導・業務のリソースを鑑みると、1週間程度の期間だと学生本人に依頼する仕事も雑務など範囲が限られてしまうからです。
だからこそ、短期インターンでは1dayインターン同様実際に仕事の現場に置くのではなく、仕事をゲーム感覚やレクリエーションなどを通じて体感してもらうことが目的になるでしょう。
1day / 短期インターンで心がけたいこととは?
1day / 短期インターンシップの企画や運用では「現実的かつ細かい仕事内容の理解」ではなく、「楽しく仕事を体感してもらえるような企画構成ができる、スキルと経験ノウハウ」が一番求められます。
そこで我々「プロ人事」のような採用のコンサルタントの出番です。
実際の仕事の現場を体感してもらうのであれば、その会社の人間が対応するのが良いでしょう。
しかし、1day / 短期インターンでは時間が限られています。
だからこそ、以下の点をどこまで企画構成に取り入れられるかが、学生の満足度に影響するといえるでしょう。
- 学生がいかにインターンシップで楽しめるか
- 楽しめるだけでなく、企業が展開する仕事の魅力を感じられるか
- 仕事の大変さや課題を感じ、そこから問題解決に繋げられる工夫を考えられるか
インターンシップでは仕事の良い面だけでなく、悪い面の両方をしっかりと体感してもらう。
そのようなインターンシップを企画し、運営するためにはプロの力を借りるのも有効だといえます。
③:長期インターン
長期インターンは平均1ヶ月以上の期間を要するインターンシップです。
内容は企業の業務を学生に実際に従事してもらう傾向が多いです。
- 企業の業務を体験してもらうことで、参加学生に実務経験を積んでもらう
- 業務内容が学生自身にマッチするか、企業・学生双方が長期的な視点で判断する
長期インターンの場合は、給料が出るケースが多く、本当に働き現場の業務を一緒に行う傾向が多いです。
また、長期インターンは就活生だけでなく内定者に対して導入・実施することで、入社時に即戦力になるように育てていく目的で実施する場合もあります。
長期インターンのメリットとデメリット
理想を言えば長期インターンが企業と学生のミスマッチを防ぐため、最も良い取り組みではあります。
ただし、実際に仕事を体感してもらう事になりますので、全ての学生に経験してもらうのは至難の技でしょう。
また、長期インターンは実務を参加学生に指導するため、現場の負担も非常に大きいです。
長期インターンに参加した学生が「仕事内容が自分に合わない」と思われた場合、入社まで至らないケースも想定されます。
そこから新たな学生を採用するとなるとまた0から時間や採用コストをかけなくてはなりません。
さらに、再度採用を行う時期によっては、優秀な学生を採用すること自体が難しくなるリスクもあります。
そのため長期インターンはあくまで、採用の母集団形成や広く多くの学生に業務を経験してもらえるような取り組みではなく、「採用を視野に入れた学生に対して実務経験を積んでもらう」ことを目的とした方が良いでしょう。
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インターンシップの企画運営代行の詳細教えます!
次に、インターンシップの運営代行において、どのような業務を代行してくれるのかその代行やコンサルティングの中身についてを解説していきます。
「プロ人事」のインターンシップの企画運営代行の特徴
プロ人事では原則クライアント企業様のニーズに沿って実施します。
そのため、インターシップに関する内容で柔軟に対応することが可能です。


まずはインターンシップにおけるテーマやコンテンツの方向性を決めていきます。
基本的には過去の応募者や選考に進んだ学生、入社した学生の人物像や価値観などから考えています。
特に入社した社員がどんな学生だったのかを分析し、彼らにインタビューなどを行うとテーマやコンテンツの方向性がスムーズに決まりやすいでしょう。
ただこの手法は完璧なものではありません。
実際採用が上手くいったモデルケースを参考にしたとしても、偶然上手くいったケースもあり、運の要素もあります。
採用に成功した人の意見だけを聞きすぎず、様々な社員の意見を聞いてみることをおすすめします!
STEP1で方向性が決まったら、自社が採用したいと思っている学生や人物像を逆算し、彼らが求めるような企画についてさらに構成内容を詰めていきます。
ここでは可能な限り求める学生像を深掘りしていきましょう。
人物像が漠然としていると、多くの企業が求める学生をターゲットとしてしまう可能性が高いからです。
- 前向きで積極的な学生でコミュニケーション力の高い学生
- 学生生活についても意欲高く取り組んでいた学生
抽象的な内容で求める学生像を決めてしまうと、ほぼ確実に多くの会社と学生を奪い合ってしまう形になります。
さらに、学生に響くコンテンツを用意したとしても、他の会社と差別化がなかなかできず学生が集まらない可能性があります。
求める学生像を徹底的に深掘りすることで、内容や企画構成にオリジナリティを出して他社のインターンシップと差別化を行えます。
さらに入社後の企業と学生のミスマッチを防ぐことが可能です。
ある程度採用したい学生の方向性が決まったら、インターンシップで用いるツールや資料作成を行っていきます。
今後の打ち合わせ日程やインターンシップの実施日についてスケジュールの調整を行います。
スケジュールは双方の都合をもとに柔軟に対応しますので、ご希望をお聞かせください。
同時に採用活動におけるKPI設定を連携をする必要がありますので、こちらも併せてご提案いたします。
また、プランによってはインターシップからの流入だけでなく、その後獲得した学生との関係構築、選考スケジュールも含めて調整・ご提案を行うことが可能です。
詳細はお声がけください。
会場の手配や学生の集客、プロモーションを代行します。
必要に応じてイベント当日の準備フローの作成や運営スタッフのアサインも行います。
運用を最後まで代行することも可能ですので、ご希望をお聞かせください!
他社と異なる「プロ人事独自の強み」
プロ人事のインターンシップ運営代行では「イベント終了後の学生設定のフローの設計まで一貫対応が可能」です!
インターンシップで獲得した学生の価値は、単なるエントリーにつながる母集団の形成だけではありません。
この学生ともしっかりと関係構築や連携を深めていくで、学生本人だけでなく彼らからの友人紹介、リファラル採用等も期待できます。
インターンシップ代行の費用の相場について
では、インターンシップ代行サービスを導入するにあたり必要な費用がいくらになるか。
気になる方も多いと思います。
結論からお伝えすると、「インターンシップの企画運営をどこまで依頼するかによって大きく変動」します。
依頼内容の範囲を以下の3パターンに分けて、目安の金額をお伝えしていきましょう。
- 依頼範囲小:「ライトプラン」
- 依頼範囲中:「スタンダートプラン」
- 依頼範囲大:「プレミアムプラン」
依頼内容や時期によっては金額が変動する場合がございます。
あくまで目安値としてご覧ください。
依頼範囲小:「ライトプラン」
約300,000〜500,000円
◇ サービスに含まれる内容
- 1dayインターンの企画構成、運営
- 説明会と軽いゲーム等を実施
このサービスと金額は非常にオーソドックスなプランです。
もしインターンシップに力を入れて採用の目玉にしたいと考えていらっしゃる場合には、ライトプランでは正直かなり厳しいと言えるでしょう。
コンサルティングや運営代行の目安として、経験のある人材を活用していく場合は
最低でも1日のコストが50,000円〜80,000円程度はかかる傾向です。
そこにコンサル会社の運営利益等を含めて考えると、300,000円ほどの金額ではコンサルタントの実働可能時間は1週間もありません。
さらに、この金額に打ち合わせの時間や資料作成のコストを含めると、他社との差別化がないオーソドックスかつシンプルな成果物のご提供になるのが実情です。
とはいえ、予算が無尽蔵に有るわけではないと思います。
そこで、30万円〜50万程度の予算の場合には、以下のポイントを踏まえるとコストパフォーマンスの高いインターンシップの代行が実現できるでしょう。
- 事前にインターンシップのテーマや方向性、求める学生像と取り組む内容を決めておく。
「基本的なインターンシップの内容と流れ」内の「STEP1」が該当です。
詳しくはこちらをご確認ください! - 資料作成と当日の運営など、自社で対応できるところ以外をコンサルサービスで依頼する。
依頼範囲中:「スタンダートプラン」
約1,000,000円
◇ サービスに含まれる内容
- ライトプランのサービス全て
- 社内常駐デザイナーによる資料作成
- 弊社スタッフによるインターンシップの運用代行
これだけ聞くとかなり高い金額だと思われるかもしれません。
しかし、実は1,000,000円という金額は毎月1.5人〜2人分の人件費とほぼ同じ金額です。
(人件費=社員に払う給料+社会保険料等で算出)
1.5人〜2人分の人件費でプロのデザイナーが高いクオリティの資料を作成し、実際のインターンシップの運営までやってくれると考えるとコストパフォーマンスとしては決して悪くはないと思えるでしょう。
また、こちらのプランは1day /短期インターンの運用代行が主なサービス内容となっております。
運用したインターンシップをもとに新卒採用の支援をご所望の場合は、後述の「プレミアムプラン」の導入をおすすめします!
依頼範囲大:「プレミアムプラン」
約1,000,000円以上
※依頼するサービス内容により金額が大きく異なります
◇ サービスに含まれる内容
- スタンダートプランのサービス全て
- 他コンサルティングサービスの併用 (新卒採用のコンサル、合同説明会のブース運用代行など)
プレミアムプランでは金額の目安はあまりなく、依頼するサービスの内容や範囲によって金額が大きく異なります。
新卒採用のコンサルや合同説明会のブース運用代行など、他のコンサルティングプランと一緒に依頼をしていくことでコストパフォーマンスが非常に高まります。
余裕がある際は導入の検討をお勧めします!


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※外部サイトに遷移します。
結局、どのプランがおすすめなのか?
プロ人事は企業の目的やかけられるコストを鑑みて、以下2点のパターンをお勧めしています。
- ① 可能な限りコストを下げたい
-
「ライトプラン」を採用
自社で対応できるところはお願いした上で、企画構成のご提案などプロの手が必要なところのみをお願いしていただくプランです。
プロにお願いする点と自社で行う点に業務を分けたご依頼をすることで、コストを安価に抑えることが可能です。 - ② 一貫した人材採用への支援をしてほしい
-
「プレミアムプラン」を採用
合同説明会の運用代行やエントリーの母集団形成の支援、新卒採用のサポートを一貫して行う場合はプレミアムプランがおすすめです。
コストパフォーマンスを最大限に発揮できることに加えて、自社にマッチし定着率を上げられるような満足度の高い採用支援を一貫して承ることが可能です。
プロの手を借りて、満足度の高いインターンシップを運用しよう!
ここまで、インターシップの代行サービスについて解説しました。
この記事を通してインターンシップの代行サービスや企画を外注するメリットについてイメージができましたら幸いです。
会社の事であれば当然人事の方々や現場の社員の方々の方が詳しいでしょう。
一方で、インターンシップは学生に楽しみながら仕事の苦楽を理解してもらう観点で考えると、単なる会社の説明だけで終わってしまってはインターンシップは意味がありません。
インターンシップを心から楽しめる構成にすれば、学生が仕事のやりがいや、壁にぶつかった時の苦楽を心から感じてもらうのではないでしょうか。
そのためにはプロの採用コンサルタントを活用していただくことで、同じ時間でも深く大きく仕事の魅力ややりがいを感じる構成を作り上げることが可能です。
1日から数日と短いインターンシップの時間でも、学生の企業への志望度を高めることが可能です。
また入社後早期の活躍や、短期離職を防ぐことにも繋がります。