オファーボックス運用代行の秘訣や3つのオファー文面をご紹介!
この記事ではオファーボックスの運用代行も手掛けている採用コンサルティティング会社株式会社プロ人事がオファーボックスのノウハウについて解説していきます。
我々は採用支援の会社としてオファーボックスの運営をしているアイプラグと業務提携をして代理店契約を行っています。

しかし、我々は単に代理店としてサービスの販売契約だけを行っているわけではなく、本当に必要なクライアント様にご提供しています。
だからこそ、オファーボックスを熟知している運用のプロとして、あくまで導入有りきではなくコンサルティング会社として客観的な立ち場からご提案してきたいと思っています。
その観点からこの記事をご覧くださればと思います。
またオファーボックスにご興味があれば運用の代行も行っています。
オファーボックスにあまり興味がなくても採用に関する支援全般を行っていますので、お気軽にご相談ください。

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(株)プロ人事は人事・採用代行に特化した専門のコンサルティング会社になっています。
だからこそ、この記事に記載しているノウハウ以外にも豊富な採用に関するノウハウを有しています。
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1:学生の検索
この記事ではアカウントの開設が終わっている方向けに実際のフローに沿ってオファーボックスの運用の秘訣を解説していきます。
オファーボックスを使う際には当然学生の検索から行っていかないといけません。

アップデートなどによって多少変わってくるかもしれませんが、ここでは現状の画面に沿った解説をしてきます。
まず最も基本的なのは、エリアや学部学科で検索していく方法です。
ここで問題になってくるのが、採用ターゲットを学部や学科で限定しているかどうかです。
学部や学科を限定して採用している企業の場合、かなり学生数が限られてくるのでオファーが送りやすいと言えるでしょう。
例えば薬学部や工学系しか取りたくないような場合オファーボックスでの検索はかなりしやすくなります。
このように学部や学歴をかなり絞っている場合オファーボックスはかなり使いやすいツールと言えるでしょう。

一方でコミュニケーション力や論理的思考力などのように数字で測れないような能力を重視していくような場合検索はほとんど意味を成しません。
学部や学歴は問わないといった形になってしまいますので、検索して絞り込んでいくことは不可能になります。
このような場合手をこまねいていることがありますが、オファーボックスにはフリーワード検索機能もありますので、自社に関連するキーワードなどで複数検索をしていけば、自社に関わることに多少関心のある学生を見つけることができます。
これを繰り返していきます。
ただあまりにも多くヒットしてしまうような検索ワード、例えば飲食店でバイト経験のある学生を「飲食」などで検索してしまってはかなり多くの学生がヒットしてしまいます。
オファーを送ることのできる数は限界がありますがその中でも極力多くの学生にオファーできるように検索をうまく活用していきましょう。
2:プロフィールを確認する
学生がヒットすればそのプロフィールを確認していきます。
この際学生側の気持ちに立つのが重要になります。
学生がオファーを受け取る枠が何枠あってそのうち何枠が埋まってしまっているのかしっかり確認していきましょう。
学生がオファーを受け取れる数は人それぞれです。
学生側の記載するプロフィールが多ければ多いほど数多くのオファーが上取れる仕組みになっています。
プロフィール上からオファーを受け取っている数を確認することができますが、オファーを受け取っている数が多ければ多いほどそれだけ多くの企業が興味を示しているということになりますので、文面の差別化も重要になります。

「プロフィールを見ました」など一行だけのものやコピペで送っている会社などもありますので、しっかりしたメールを送っていけばある程度の差別化はできるでしょう。
プロフィール欄ですが一番目立つところにあるのが「自分を象徴する画像」です。
学業やサークルや部活、アルバイトなどテーマを決めずに自分を象徴する画像になっています。
人事からすれば「学生側はそれを見てほしいんだな」と感じてしまうかもしれませんが、これもあくまでオファーボックス側が用意したものに過ぎません。
そのため学生も仕方なく適当な画像を探してきたようなパターンも有りますので、ここを拾っておけば大丈夫というものではありません。
ただ自己顕示欲が強いような学生についてはチェックしておくのがいいでしょう。
学生側の設定として、「オファーを厳選して受け取りたい」、「多く受け取りたい」という項目がありますが、あくまで参考までに留めましょう。

「多く受け取りたい」と書いてあるからとりあえず送る、あるいは「厳選して受け取りたい」から辞めておくなどはしない方がいいでしょう。
「厳選して受け取りたい」と設定している学生がオファーメールをきっかけに希望していなかった業界に興味が出たりすることもあります。
またこのあたりの考え方はメールを送る時期にもよります。
就職活動を始めたての時期にはそのような思考の変化がありますが、終盤では自分の考えをまとめ終わっている場合も多いためそのようなことは中々起こりません。
実はプロフィール下の方なので目立たないものの確認すべきなのが、希望業界や希望職種、勤務地です。
自分を象徴する内容や研究内容など、人にはよりますが、強い思いを全員が持っているとは限りません。
一方で希望業界や勤務地はある程度希望があることが多いでしょう。
希望が決まっていない場合は希望が決まっていないという希望を持っていると考えてほしいです。
その内容に沿ったメールを送っていくのがいいでしょう。
・学生側の気持ちに立ってプロフィールを確認する!
・オファーを受け取っている数が多い場合には他の企業との文面の差別化をする!
・目立ちにくい項目である希望業界や希望職種、勤務地の確認こそ一番忘れない!
では次に実際に学生に送るオファーの文面の考え方について解説していきます。
3:オファー文面の考え方
学生を何パターン化に分けて大まかな雛形を作っていきましょう。
分け方に関しては様々な観点がありますが比較的自由に分けても構いません。
直近入社した社員に当てはまる共通の人柄に当てはまるものや、自社を志望している人に響く文面など様々な人に分類していきましょう。
この分類には、両方当てはまる人や両方当てはまらないようなパターンもあります。
オファー文面1:オーソドックスなパターン

どれにも当てはまらなければ最もオーソドックスなパターンのメールを送っていきましょう。
学生が親しみやすいようにまずは2,3行で自己紹介をしていきましょう。
ビジネス向けの「お世話になっております」などのものは学生が馴染みのないためむしろマナー違反と言えるでしょう。
「こんにちは。OO社の人事のOOです」などフランクな挨拶から始めていきましょう。
また、プロフィールを見て送っているとアピールするために「プロフィールを拝見しました」と必ず一言添えてそれから一人ひとりに向けてカスタマイズしていきましょう。
それから自社の魅力を語ったのち、「OO様限定の選考ルートを用意していますので是非応募ください」などと終えましょう。
オファー文面2:会社をアピールするパターン

会社のアピールで言えば、知名度の高さに限らず効果的なものは、自社のことを数字でアピールできるようなケースでしょう。
例えば「当社はOOの業界でナンバーワンの会社になっており以下のような実績があります」などの表現です。
このように数字でわかりやすくアピールができるのは大きいです。
あまり長々と書かずに完結にわかりやすくアピールしていくのがいいでしょう。
オファー文面3:学部や業界が限定されているパターン

しかし学部や業界が限定されている場合にはしっかりと書いたほうがいいでしょう。
例えば薬学部や法学部などでは自分の学んできたことを活かしたいと思う場合が多いですし、企業側もそのような学生がほしいと思っています。
そして、学生たちも業界を決めている上で他の会社と何が違うのかを知りたがっています。
また専門性の高い学部の学生であればそのあたりの解像度が違ってくるでしょう。
総合職などを希望していれば業界を絞るにしても医療業界などざっくりしているケースが多くなります。
一方で医療の学生は医療系でも製薬でも新薬なのかジェネリックなのか一見細かすぎるようなことを知りたがっています。
このようにどのような学生をターゲットにするかによってこのあたりの解像度が異なってきます。
総合職志望の学生に新薬とジェネリックの違いなどを説明しても響きません。
わかりやすくこの業界で1位になっていますなど伝えるのがいいでしょう。
これに対して薬学部の学生であれば浅すぎると感じてしまい学生からの信頼を得られなかったりすることが考えられます。
学生とのマッチ度を測るためにもこのような文面を入れていってもいいでしょう。
4:文面のカスタマイズ

文面を一人ひとりに向けてカスタマイズしていきましょうと言いました。
希望業界がマッチしている学生にはそのままアピールを行って大丈夫ですが、違う業界を志望していることが明らかな場合にはそれをわかっていることをしっかりと伝える事が大事になります。
例えばゲーム業界を志望していた場合、「あなたの志望する業界はゲーム業界だとわかっていますし、我々はOO業界なので違うことはわかっています。しかしOOの理由であなたの希望に沿うことができると思っています」などオファーを送った理由を明確に伝えましょう。
そうしなければなんでいきたくない業界の会社から来ているんだろうと思われてオファーを承認してくれないという事態が発生してしまします。
オファーする学生志望する業界が異なっていることなどをわかった上で送っていることをしっかりと伝えることが重要です。

何をしたいか決めていない人も一定数存在しています。
そのような学生に大事なのは、プロフィールを読んであなたにマッチすると思ったからオファーしたと伝えることです。
例えば「所属していた学部や学科研究内容などからマッチしていると思ってオファーした。せっかく勉強した内容を活かせるのはいいと思う」など。しっかりと理にかなったメッセージを伝えていきましょう。
このような文面を一つ入れることによって学生側にとっても「自分が志望する業界が決まっていないのに受けていいのか」、あるいは「決まっていなのになんでオファーしていたんだろう」と思っている学生に一つの答えを与え安心させることができるでしょう。
5:オファーが承認されてからのフォーム
実際ダイレクトリクルーティングに関してはオファーを送ることが重要と思ってしまいがちですが、その後のオファーを承認してもらってからも非常に重要なのです。
やり取りの中で特別感を感じてもらうとともに、しっかりと個別面談のアポイントを取っていきます。

新型コロナウイルスのパンデミック前では個別面談もよく行われていました。
今でもオンラインでの面談や電話での会話その後の一般的なフローになっています。
ただその後の追いかけがないと連絡が取れなくなってしまうこともあるでしょう。
学生側にすればメールできたオファーを見るのはたいした手間にならないと思われます。
そして、オファーの承認もワンタッチでできるため面倒くささは殆ど無いでしょう。
しかし、その後人事から「選考に進むから空いている日教えてね」と言われて初めて自分から何かを送らないといけない状況になります。
ここでめんどくさくなって放置してしまったりするパターンが頻出するのです。
そのため特にこのフェーズではしっかりと追いかけていくことが大事です。

数日経って連絡がない場合には「その後どうですか」など、忘れている場合に備えてリマインドしたり、あまりにも時間が立ちすぎていると学生側も連絡しづらいので、そのようにならないためにも定期的に学生を追いかけていきましょう。
あまり注目されませんが、学生から連絡が来なくなってしまうことは意外と多いのでしっかりと対応していきましょう。
例えば、毎週金曜日、月曜日などのキリのいいタイミングで連絡が来ていない学生に追いかけをしていくなどすると抜け漏れをふせぐことができるでしょう。
まとめ
この記事ではオファーボックスの運用のプロならではのノウハウを解説してきました。
我々は業務としてもオファーボックスの運用代行を行っていますので今回ご紹介してきたノウハウはあくまで一部となっています。
代理店としてオファーボックスの契約も我々を通して行えますし、オファーボックスに既に登録している会社でもその運用を弊社で行うことができます。

また実績で言えば、学生からのオファーの承認率がもともと12%弱だったものが30%にまで改善させることができています。
ダイレクトリクルーティングや採用のコンサルティングに興味がありましたら是非お気軽にお問い合わせください。
また、コチラの記事で、これを読めばダイレクトリクルーティングを網羅することができるように完全解説しておりますので、興味のある方はぜひ合わせて御覧ください。

さらに、コチラ記事では他のダイレクトリクルーティングサービス媒体について徹底比較した記事となっております。どこのダイレクトリクルーティングサービスを利用するかお悩みの方はこちらもあわせてご覧ください。
