iroots(アイルーツ)の特徴・活用ポイントとは? 【ダイレクトリクルーティングサービスの紹介】

企業完全審査制とは?iroots(アイルーツ)について採用のコンサルタントが解説!

日本初の新卒学生向けダイレクトリクルーティングサービスとして2011年にサービスを開始したiroots(アイルーツ)。

アイルーツでは、企業完全審査制をとっており、利用できる企業を制限されているのですが、他にも、6000字にも及ぶ「本音・詳細プロフィール」といった独特のサービス内容になっています。

今回は、このアイルーツについて、どのような特徴をもっているのか、また活用のポイントについて、ダイレクトリクルーティング運用代行やスカウト代行も行う採用のプロが解説いたします。

目次

1:irootsとは

irootsは、エン・ジャパン株式会社が運営する新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスです。

irootsは2011年に日本初の新卒学生向けダイレクトリクルーティングサービスとして開始しています。

導入している企業は、住友商事株式会社やヤフー株式会社、ソニー株式会社、経済産業省など、大手企業から有力のベンチャーなど200社以上が利用しています。

一番の特徴となるのが、【企業完全審査制】をとっており、その基準となるのが以下の3つになっています。

①本業主観正義性

本業の商品サービスで、自社が問題だと捉えている社会の状況を、解決しようとしている、その企業のサービスや商品に自分なりの正義感が込められているか

②会社の成長性・将来性

独自性のある商品・サービスを持ち、収益の基盤があるか

③20代の成長環境

20代のうちにチャレンジングな仕事に挑戦することができるか

といった基準から審査されることになり、デモ画面の確認もこの基準を審査を受けなければ見ることができません。

これらの基準を満たしているかどうかは、定量的には会社の決算書、事業報告書を参考にして審査をしているようです。

また、この審査基準に加えて、透明性の担保のために口コミプラットフォーム「enLighthouse(ライトハウス)」と連携について承諾する必要があります。

このように限られた優良企業しか利用することができないので、登録すれば利用することができる他のダイレクトリクルーティングサービスに比べるとハードルは高くなりますが、基準さえクリアすれば優良企業の判定がされる上に、利用できる企業が絞られているからこそ学生からの信用を得やすいといえます。

また、利用企業を絞っているからこそ、採用競合する会社も他のダイレクトリクルーティングサービスよりも数が少なくなってきます。

新卒採用に関しては、特に文系学生は非常に広い範囲の業界から入社先を決めていくことになりますので、中途採用よりも採用競合する会社が増えることになりますから、取り合いになる企業の数は少ない方が良いです。

学生からの信頼を得やすいということや、後述するように学生の詳細なプロフィール情報や適正診断の結果を元にスカウトを送ることができるということもあって、2021年卒の年間効果がスカウト既読率(全既読数/全送信数)85.4%、スカウト承諾率(全承諾数/全送信数)34.0%と高い数値を出しています。

irootsの費用については、シーズンやニーズごとに提案プランを用意しているということもあって、費用に関しては非公開となっておりますので公式サイトからでのお問い合わせが必須となっています。

2:特徴

irootsがそのようなサービスとなっているかについて大まかに把握していったところで、どのような特徴を有しているのか、主に機能面での他のダイレクトリクルーティングサービスとの違いを見ていきましょう。

①本音・詳細プロフィール

最大6,000字のプロフィール欄が設けられており、学生は、幼少期から大学生時代のどういう生活送ってきたかや力をいれてきたこと、将来像にいても網羅されていますので、その学生の人間性について、自己PRでは知ることができない情報も把握することが可能となります。

ですので、プロフィールを見て、アプローチをかけてみたけど面接をしてみたら思っていた人物と異なっていたということや、面接前に候補者のことを知ることができますので面接でどのような質問するべきか等事前に準備をしておくことも可能となりますので、よりミスマッチを防止することができます。

他にも、スカウトメールを作成する際は「個人にカスタマイズ」することを意識しなければならないのですが(※スカウトメールの作成の仕方については後述いたいます。)、新卒採用の場合は、中途採用のように候補者は前職での経験がありませんので、その学生がどのような学生生活を送ってきたのか、所属しているサークル等の限られた情報から、「いかに自社にマッチしているのか」を書いていく必要があります。

irootsでは幼少期からの生活や、将来像についても網羅されていますので、プロフィールの情報をヒントに説得力をもたせて作成しやすくなります。

②性格・価値観診断

irootsでは、6,000社以上、90万人以上が活用した性格・価値観診断を標準搭載しており、「キャリアタイプ指向性」「性格特性」「創造的思考性」「コミュニケーション力」「エネルギー量」「ストレス耐性」といった37項目について定量分析をしています。

企業はこの診断を元に検索をすることができますし、自社にマッチする人材を探すことが可能となっています。

また、新卒採用に関しての問題として、はじめて自己分析をするという人がほとんどですし、うまく分析できなかったために面接の場でうまく自身について話せずに終わってしまった学生も多く、学生にとっても不幸な話ですが、企業にとっても本当は自社にマッチしている人材なのに、学生がうまく話すことができなかったために逃してしまっているということが挙げられます。

irootsでは、学生は上述した詳細にプロフィールの作成に加えて、性格・価値観診断を受けることで自己分析がしやすくなるため、企業にとっても自己分析ができている学生にアプローチをすることが可能です。

3:活用ポイント

では、irootsの運用に関してどのような点に気をつけるべきなのか、活用のポイントについてこの章では紹介します。

口コミ対策

Irootsでは口コミサイト「en Lighthouse(ライトハウス)」との連携について同意をしなければなりません。

ライトハウスは、年間5000万ユーザーが利用しており、全国約50万社の企業情報をデータベース化したもので、社員・元社員の口コミを掲載したものとなっています。

口コミに関しては、ポジティブな意見からネガティブな意見が出てきますが、連携をする以上、特にネガティブな意見ついて対策をする必要が出てきます。

また、昨今ではネットが発達したこともあって学生は口コミサイトの情報も参考にしている者がほとんどですので、ネガティブな口コミの対策をすることの重要性は年々上がっていっております。

では、どのような対策をしていくべきなのでしょうか?

株式会社プロ人事がオススメしているのが【口コミ対策コンサルティング】となっています。

口コミコンサルティングでは、直接会社としての名前を出して悪い口コミに反論をすることで、信頼関係の構築をしていきます。

どのようなネガティブな口コミが書き込まれているのかを調査し、書き込まれた年月をリスト化し内容について分析をしていきます。

すでに改善されているものについては、【自社の口コミ対策ランディングページ】のサイトを作成し、そこに対策済みのものをまとめて掲載をしていきます。

また、改善ができていないものについても作成したサイトに、改善に向けて取り組んでいるということを主張し途中結果等を掲載していくことで、信頼を得られるようにしていきます。

ネガティブな口コミと向き合うとなると気が重くなってしまうと思いますが、ポジティブな口コミばかり書かれている会社は逆に嘘っぽく感じられてしまう可能性がありますし、むしろネガティブな口コミを信頼関係構築のための武器として利用していくようにしましょう。

下記の記事では、会社のネガティブな口コミの対策について、ここで紹介したもの以外の方法について解説しておりますので、ぜひご参考にしてください。

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スカウトメールの作成

学生に対するアピールとして重要なのがスカウトメールの作成です。

スカウトメールの作成に関してポイントとなるのが、コピペメールにならないように【個人にカスタマイズ】したものを作成することです。

個人にカスタマイズしたものを作る際のヒントとなるのが、登録した学生が作成したプロフィールとなってきます。

この時よく人事がやってしまいがちなのが、「〇〇さんのプロフィールを拝見しました。」や「〇〇さんのこの経験について興味をもちました。」など、見たということを書くだけにとどまったり、一応プロフィールに記載されているキーワードを拾って書いているだけに留まっているというものです。

このような表面的な内容だと、読み手側からすると「あまり自分に興味がないのでは?」「同じような内容を他にも送っているのではないか?」と思われてしまいかねません。

これでは、コピペメールを送ったのと変わりがないものになってしまいます。

Irootsは上述でも紹介したように、学生は6000にも及ぶ本音・詳細プロフィールを作成していますので、せっかく作成したプロフィールについて読み込まれていないとなると、余計にスカウトメールを送ってきた会社に対する印象が悪くなってしまいます

「〇〇さんのこういう経験に興味を持ちました。」という表面的なところから一歩踏み出して、「この経験が自社にどのように向いているのか」といったことを説得的に書くようにしていきましょう。

また、将来像についても開示されているので、そこから学生がどのような情報が欲しいのか、志向性に合わせて情報も開示していくようにしていきましょう。

下記の記事では、スカウトメールの作成についてさらに詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひ併せてご覧ください。またプロ人事ではスカウト代行に特化したサービスも対応していますのでお気軽に問合せください。

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iroots運用代行サービス

irootsに限らず、ダイレクトリクルーティングの導入に関してネックとなるのが、①運用に関するマンパワー不足②ノウハウの構築不足というものになります。

この2つの課題の解決についてプロ人事がオススメしているのが、「運用代行サービスの活用」となっています。

なぜ運用代行サービスがオススメなのかについて、上記の2つの問題ごとに簡単に紹介をしていきましょう。

①運用に関するマンパワー問題

ダイレクトリクルーティングでは、会社が積極的に働きかけることになりますので、その分どうしても手間がかかります。

例えば、上記にもあるようにスカウトメールを個人にカスタマイズして作成していかなければなりませんが、これが1人に対して送るのならまだしも、何十人にも送るとなるとかなりの労力が必要になってきます。

また、そもそもスカウトメールを送る相手を選定する場合も、自社にマッチする人材について条件を設定して検索し、プロフィールを見て判断していくことになりますので、従来の手法のように応募してきた者の中から選定していくのと比べると手間になります。

このようにダイレクトリクルーティングでは、従来の採用手法に比べると工数が増えることになりますので、きちんと運営をしようとなると、それなりのマンパワーが必要となってきます。

しかし、多くの企業では人事部のマンパワーは不足状態であることが多く、運営業務のために新たに正社員を採用しなければならないというケースが発生します。

新しく正社員を採用するといっても、採用活動や育成をしていかなければなりませんので、かえって負担が増加してしまうという結果になってしまいます。

これに対して、運用代行サービスでは、irootsの運用を外部に委託することになるので、人事の負担を増やすことなく、マンパワー不足を補うことが可能となります。

②ノウハウ不足問題

ダイレクトリクルーティングという手法自体が近年注目を浴びるようになった採用手法となっていますので、ノウハウが構築されていない企業がほとんどです。

もちろん、運用を続けていく内にノウハウは構築されていきますが、そうなるまでには長い時間かかることになります。

時間をかけてでも、独自のノウハウを構築したいならばまだしも、なるべく早く優秀な人材を獲得したい企業にとっては、時間がかかればかかるほど、他に会社に欲しい人材が獲得されていってしまいます。

そこで、運用代行サービスを利用すれば、導入当初からプロのノウハウを活用することが可能となりますので、早期に優秀な人材を獲得したい企業にオススメのサービスです。

このように、ダイレクトリクルーティング導入のネックとなる点について、運用代行サービスを活用すれば、一気に解決をすることができます。

プロ人事でも、運用代行サービスを実施していますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

また、こちらの記事では、プロ人事のダイレクトリクルーティングの運用代行について紹介していますので併せてご覧ください。

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4:まとめ

今回は新卒採用のダイレクトリクルーティングサービスであるirootsについて解説をしました。

irootsの一番の特徴は企業完全審査制をとっており、利用できる企業を制限している点にあります。

基準をクリアしなければ利用することができないどころか、先に審査をクリアしなければ、デモ画面を閲覧することもできません。

ですので、初めてダイレクトリクルーティングを導入する企業の場合は、デモ画面すら見れないとなるとなかなか利用に踏み出しにくいかもしれませんが、制限がされている分、採用競合する企業が他のサービス媒体よりも少ないということがいえます。

また、審査をクリアすれば、優良企業としての認識をもらうことができますので、学生からの良い印象をもってもらうといった採用ブランディング面でのメリットも挙げられます。

導入を検討しているけど、ノウハウや運用面に不安があるという方は、ぜひ運用代行やスカウト代行の検討もしてみてはいかがでしょうか。

プロ人事でも運用代行・スカウト代行を実施しておりますので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

ダイレクトリクルーティングについてもっと知りたいという方に向けて、こちらも記事で網羅的にダイレクトリクルーティングについて解説しておりますのでこちらも併せてご覧ください。

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この記事の監修者

採用代行・採用コンサルティングサービスを提供している株式会社プロ人事が運営する採用メディア「SaiDai」

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