地方進出で採用をするポイントやメリットを解説
このコンテンツでは地方進出、本社の移転等を検討されていらっしゃる企業様向けに神戸の人材のコンサルティング会社であるプロ人事が、地方進出や地方での人材採用について、その魅力やどういった点に注意すれば良いのか、地方における人材の採用の実情等についてを解説していきます。
実際に私たちは、神戸に本社のある人材コンサルティング会社であり、神戸市と共に神戸への企業誘致などにも力を入れている会社です。
ぜひ神戸市へ進出したいと思われた場合には、お気軽にお問い合わせください。
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1.地方進出のメリットとは
まずは地方進出についてを解説していきます。
特に近年では新型コロナウィルスの影響もあり、テレワークなどで仕事ができることも一般に広く普及し、地方進出が身近に感じられている企業も多いでしょう。
そこで、まずは地方進出のメリットについてを解説していきます。
地方進出のメリット1:人材採用
地方進出を考える企業の多くが「人材採用がしやすい」というメリットを求め、地方進出を行っているケースが多くなっています。
直近の足下の状況としては、新型コロナウィルスの影響によって有効求人倍率が下がり人材が採用しやすいような状況に見えるかもしれません。
しかし、エンジニアなど特定の職種においては引き続き非常に高い有効求人倍率が続いている状況となっています。
特に都心部においては、特定の技術を持った人材の奪い合いが続いています。
そういった背景もあり、都心部などの都会では人材の採用が非常に難しくなっていることから、小規模なオフィスを地方に構築し、地方のエンジニアなどの人材を採用していく視点がにわかに注目を集めています。
実際、エンジニアなどの場合はテレワークでも働きやすい側面もあり、地方で働きたい/地元に戻りたいと希望するエンジニアもいますので、近年注目を集めている取り組みとなっています。
地方進出のメリット2:人件費、事務オフィス経費のコスト削減
人材採用だけでなく、コスト面の魅力も地方進出にはあります。
都心部の場合はやはり非常に高いオフィス賃料に加え、人件費も高騰するケースが多くなっています。
一方で地方であれば、オフィスの賃料も安い上に人件費もコストを削減して採用することができます。
こういったコスト削減に取り組んでいく観点でも、地方の進出においては非常にメリットがあると言えるでしょう。
地方進出のメリット3:税制面など自治体からの優遇
さらには地方自治体も積極的に企業誘致を行っており、税制面や、オフィス等の賃料支援などの観点でも支援してくれるケースが多くなっています。
地方だからこそコストが安いことに加えて、地方自治体の直接的な支援も得られることも大きなメリットです。
このように、地方進出には様々なメリットがあります。
これらのメリットの中でも特に大きいものは、【メリット1:人材採用】と言えるでしょう。
特に私たちプロ人事の場合は、地方進出の際に同時に人材の採用も行っていきたいと考えていらっしゃる企業様を支援するコンサルティング会社になっています。
私たちは神戸の会社なので、神戸を中心とした関西圏の進出の場合には当然、オフィスの機能も一緒に提供しながら支援を行うことが可能です。
さらには関西以外の採用においても、我々は全日本全国にコンサルタントが在籍していますので、日本全国あらゆる地方進出を行っていく際にも人材採用のご支援ができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2.地方での人材採用の実態やポイント
それでは次に地方での人材採用についての実態やポイントについてを解説していきます。
ほとんどの企業様において、地方進出をした際にどのように人材採用していけば良いのか、そのような考え方やノウハウ等は全く想像もつかないのではないでしょうか。
それこそ人材のコンサルティング会社であるプロ人事が、様々な事例やノウハウ等を有しているためこのコンテンツではその一部をご紹介していきます。
実態1:地方の人材採用状況
まずは改めて地方の人材採用の状況についてを解説していきます。
一般的な職種等に関しては、都心部であれば仕事も多いですがその分働きたいと考えている人も多くなっています。
一方で、地方の場合には仕事の数自体はそこまで多くはありませんが、一方で働きたいと考えている人も少ないため、言ってしまえば都市部と地方で需要と供給の観点ではそこまで大きなミスマッチやギャップはないと言えるでしょう。
このように、働きたいと考えている人が多い都心部の方がむしろ有効求人倍率が下がる状況すら起きていると言えるのです。
しかし、エンジニアなどの特定の職種の場合には状況が大きく異なってしまいます。
リクナビNEXTでエンジニアを検索した場合、東京都23区内のみの求人数だけで1万7739件ありますが、それに対し和歌山県全域で検索した場合はたった470件しかありません。
それ以外にもプロ人事が本社を置く神戸市だけに絞ったとしても、1,211件と23区内の10分の1以下の求人数となっています。
*2021年4月30日時点の調査による
ちなみに人口比で言えば23区内の人口はおよそ9,640,000人に対し、神戸市内の人口は1,530,000人となっています。
この事実だけ見ても人口比から考えても、ITエンジニアなどの職種は東京にあまりにも偏っていると言えます。
逆に言えば1,530,000人もいる人口の中で、ITエンジニアに関する求人が1,211件しかないので地方に進出していけば、人材採用においてはまさにブルー・オーシャンとして人材の採用が容易になっていくのはデータ上、明らかであると言えるでしょう。
実態2:働く側の意見、考えはどのようになっているか
ここまでで、地方における人材採用と東京における人材採用との違いについてを解説してきました。
それでは次に働く側の意見はどのようになっているのかを解説していきます。
働く側の意見として最も分かりやすいのは、地元就職をどれだけしたいのかという考え方でしょう。
もちろん実際に、47.2%の人が全て地元で働いてるわけではありません。
人によっては仕事の内容によって都心部にしかないような仕事の場合、致し方なく都心部で働いている人も多いでしょう。
しかし実際に47.2%の人が地元で働きたいと考えている数字は、極めて大きなポイントであると言えるでしょう。
このことから、実は地方進出を行った場合に採用のターゲットとなる人材は既に地方にいる人材だけではないと言うことです。
つまり、【地方に既にいる人材】を採用のターゲットとすることは当たり前ですが、それに加えて現在では【東京や大阪など都心部にいるエンジニアの中で地元に帰りたいと考えている人】も採用のターゲットになり得ます。
この点を考えていくと、採用ターゲットは非常に幅広いと考えることができるでしょう。
さらに働く側の意見として考えてみると、地元にしかないような企業の場合だと、本当にUターンしたいと切羽詰まったような状況がなければなかなか会社に応募エントリーはできないでしょう。
なぜならもし内定が出た場合には、今の住んでいる場所やプライベート、人間関係等をリセットして地元に戻らなければならないためです。
しかし、もし東京や大阪などの企業が自分の地元と両方にオフィスがあるのであれば、働く側としては非常に興味を持ってくれるはずです。
なぜならば、今この時点では東京や大阪などで働きながら、ゆくゆくは地元に戻りたいといった希望も固有の会社であれば叶えることができる可能性が高まるためです。
ここまでで、他の人材を採用されている企業の状況とエンジニアなどの働き手の気持ちや考えを解説してきました。
ここまでを見ただけでも、地方進出が人材の採用においてとっておきの切り札であることが分かっていただけたのではないでしょうか。
それでは最後に、具体的に人材のコンサルティング会社であるプロ人事が語る、地方進出における人材採用の手法とアウトソーシングについてを解説していきます。
3.地方進出の人材採用はプロのアウトソーシング会社への依頼がオススメ!
次に、人材採用の中でも地方進出をする際の地方での人材採用についてを解説していきます。
基本的には地方の人材採用においても都心部とそこまで変わりありません。
求人広告の会社やそのエリアに強い人材紹介の会社等と交渉し、求人の作成や人材の応募推薦の受付などを行っています。
また近年ではIndeedなど、オンラインでの求人広告の運営なども行っていく必要があります。
またエリアによって特色がまちまちだったりするので、そういったところをキャッチアップしていく必要があります。
これらに関してはノウハウと言うより、実際にはその地域の実情に合わせた採用戦略を実現立案できれば問題ないでしょう。
これらに関しては事前に調査ヒアリングなどを徹底して行っていく必要もあります。
もちろん我々のプロの採用コンサルティング会社を活用していただく事でも解決できます。
地方採用のアウトソーシングの活用
地方進出をされる場合には、アウトソーシングの活用もオススメさせていただきます。
上記で挙げた地方ごとに応じた人材の採用であれば、既存の人事の社員の方でも十分に対応できるのではないかと感じられたかもしれません。
もちろん実際にその人事の方が移動され、その地域で住まわれることになれば当然そういった業務に対応することも可能でしょう。
ただ住まわれたとしても、やはりアウトソーシングを活用していくことがオススメだといえます。
それでは、地方進出における人材採用においてアウトソーシングを活用していくべき理由、メリットをご紹介していきます。
アウトソーシングの活用のメリット1:柔軟な採用チームの構成
地方進出を行った場合には、当初の3ヶ月や半年が採用において最も重要な期間と言えます。
この最初の3ヶ月や半年にしっかりと広告予算なども投入して、人材の採用に力を入れていくことが、地方進出の成功に導けるかどうかの決め手になります。
つまりこの3ヶ月や半年といった期間にマンパワーをしっかりと増やしていくことが重要なのです。
そしてこのマンパワーを増やしていく際に、派遣社員の方のような単なる事務の方ではなくプロの採用に特化したノウハウを持っている人を採用チームに加えていくことが、採用が成功する秘訣といえます。
もちろんこの間に、正社員の人事を採用していくのも良いかもしれません。
しかし地方進出が一旦落ち着き、採用のニーズが減ってきしまったときに、その正社員で採用した人事の方々をどうしていくのかという問題が発生してしまいかねません。
そのため、期間限定でノウハウをしっかりと持っている採用のプロをチームの一員に加えていくことこそが、このアウトソーシングサービスを活用していく最大のメリットの理由であると言えるでしょう。
アウトソーシングの活用のメリット2:スモールスタートならアウトソーシング
またスモールスタートで地方進出をしていきたいと考えていらっしゃる企業様の場合には、アウトソーシングが必要不可欠であると言えるでしょう。
実際に地方進出と考えるとかなり難しいと思われてしまうかもしれませんが、近年では地方でもサテライトサイトやレンタルオフィスなどが増えているため、気軽に上伸することができるといえます。
また新型コロナウィルスの影響によってオンラインで面接していくことも十分に一般的になっているため、地方進出は予想よりもかなり簡単に導入していくことができる取り組みであります。
しかし1つ問題があるとすれば、一度はオフィスを見学してみたいと言う応募者の対応などを現地でしかできない、という点が挙げられます。
まとめ
当然神戸市に進出される場合には、プロ人事は神戸市と連携しており進出のお手伝いが可能ですので、ぜひお問い合わせいただければと思います。
しかし我々は神戸に限定している会社ではありません!
神戸以外でも日本全国様々な地方に進出していきたいと思っていらっしゃる企業さんがいれば当然ながら対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
地方進出における人材採用のノウハウを豊富に持っているのが我々プロ人事ですので、そのノウハウをぜひご体感下さい。
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