採用代行について”今”だからこそ基本について解説!
ITエンジニアの採用や、非常に優秀な人材の採用などは新型コロナウィルスの影響を受けた今でも以前と変わらず激戦です。
そればかりか、新型コロナウィルスの影響でITエンジニアの採用は非常に難しくなってきており、それに伴って採用のニーズが非常に上がってきています。
そのような中で、現在非常に注目を集めているのが「採用代行」です。
採用代行を自社に導入することによって、従来の採用の業務をより効率的に行ったり、従来の採用のフローや手法・ボトルネックになっていた箇所を一気に解決することができたりと、総合的な採用力を強化することができます。
しかしながら、採用代行はまだ知名度は高くないこともあり、実際に導入している企業は非常に限られているのが現状です。
日本でも近年では注目を集めていますが、海外では、RPO(Recruitment Process Outsourcing)と呼び、ビジネスを効率的に前に進めていくために用いる手法として非常に一般的です。
海外で一般的になっている理由は、人材の採用が必要なシーンというのが常に一定ではないからです。
ある時期に突然人がたくさん欲しいということもあれば、一旦今は採用を抑制・止めておきたいということもあります。
そういった採用のニーズに波がある状況では、社員が人事業務を行うより、必要な時期だけ社外のプロフェッショナルに採用業務をアウトソーシングした方が効率が良いと海外では考えられています。
日本でも徐々に採用代行・RPOのサービスのニーズは高まってきています。しかしまだ日本での習慣としては、人材の採用は非常に重要であるために外部には任せたくなかったり、社内で見回るべきだという意見が大多数になってしまったりしていることから、海外ほどには普及していません。
そんなまだ日本で一般的に浸透していない採用代行を一足先に導入することで業務の効率化を目指しましょう。
今回の記事では採用代行に関しての内容や実際のメリットなど、採用代行に関する基本的な情報について改めて解説していきます。
採用代行(RPO)で人事の負担を減らしませんか!?
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だからこそ、この記事に記載しているノウハウ以外にも豊富な採用に関するノウハウを有しています。
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1:採用代行とは
採用代行とは、人事の代わりに採用の業務を行うアウトソーシングのサービスのことを指します。
具体的な採用代行の中身については依頼する企業のニーズや考えなどによって異なりますが、基本的には採用業務そのものを外部の会社に依頼することを指します。
具体的には
- 応募者との連絡や説明会
- 面接の対応や日程調整
- 求人票の作成
- 紹介会社への連絡
- オウンドメディアリクルーティングなどの取り組み
のような業務を採用代行が受け持つことができます。
このように採用代行で行える業務というのは応募者との連絡のやり取りからオウンドメディアリクルーティングなど
の取り組みまで非常に多岐に渡っています。
目先の業務の一部の依頼から、採用における戦略的な業務全般まで、幅広い業務ををアウトソーシングしていくことができます。
契約期間も一日単位から一年まで様々で、期間と業務内容によって費用も大きく変わってきます。
採用代行サービスの費用や料金に関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
採用代行に関しては、ただ単に人事の事務業務の一部を依頼するという考え方もできます。
しかし、採用に関するあらゆる知識やノウハウ・経験を持った専門のプロに戦略的なことを任せるという使い方もできるので、自社の課題や目標に応じて採用代行をどのように活用していくのか、確実な方向性を決めていくことが重要です。
ただし、現実的に採用代行をどのように使っていけば良いのかなかなかイメージがつかない企業が多いでしょう。特に初めて導入を検討しているのであれば尚更です。
ぜひそういった場合には採用代行のプロフェッショナルである我々「株式会社プロ人事」にお問い合わせください。
何を依頼すれば良いのかといった基本的なことからコンサルティングし、それに応じたご提案をさせていただきます。
2:採用代行のメリット
採用代行というサービスは比較的新しいサービスでもあるため、ここでは採用代行を導入することによってどのようなメリットが得ることができるのか基本的な部分を解説していきます。
メリット1:採用に関する高いノウハウをすぐに獲得できる
まず採用代行に関して1番イメージがしやすいメリットとして挙げられるのが、採用に関するノウハウを保有した人材を早期に獲得できるという点です。
実際に採用に関するノウハウを保有している人材というのは、世の中にはそこまで多くありません。
採用業務を実際に経験したことがある人が社内にいて、業務に携わってくれる・手伝ってくれるということはほとんどないのが一般的です。
実際に、人事業務未経験者が人事として業務をしているケースも非常に多くなっています。
つまり、採用業務のノウハウをしっかりと保有している人が採用業務をサポートしてくれるというのは、会社にとって非常に大きなメリットであると言えます。
また、そもそも人事業務未経験者が人事として業務を行っているケースが多いため、社内で採用業務経験を有しているスタッフを育成するということもなかなか難しいです。
他の営業等のポジションであれば社内営業の経験者がいて、経験者が未経験者に全て教えるということがほとんどです。
しかし、そもそも採用に関わるスタッフというのは他の営業などのポジションと比べるとかなり少なくなり、必然的に新人の育成もできなくなります。
そういった意味で、社内で採用業務経験者を育てるという事は現実的に厳しいです。
さらに、経験者がいないから育成できないだけではなく、採用の業務経験をさせるという面でも膨大な時間がかかります。
時間を節約し、効率的な使い方をするという意味でも採用代行は非常に大きなメリットがあります。
社内で未経験者を採用業務に携われるように育成する時間や労力を考えると、外部で採用を代行してもらう方が効率よく賢い方法だと言えます。
メリット2:人事が業務に集中できる
採用代行のメリットとして挙げられる点として、人事が業務に集中できるというものがあります。
採用代行を使うことで、人事が細々としたある意味雑用と言われるような業務から解放され、メインの重要な業務に集中できる環境を構築することができます。
実際、人事が目先の応募者対応だけに時間がとられてしまい、なかなかメインの業務に集中できないというケースが非常に多くなっています。
そこで、我々のような採用代行サービスを導入することによって、人事の方の負荷を減らし、メインの業務に集中する時間を作り出すことができます。
さらには次のメリット3でも解説しますが、細々とした小さな業務を人事がやらなかったとしても、結局社内の誰かがやらないといけません。
時間に余裕があるときは良いかもしれませんが、その業務を中止する段階になったときに、担当してた社員が今後どのような業務をしていくのかということが問題になってしまいかねません。
人事が、メインの重要な業務に集中するためにも、採用代行サービスを導入することは効果的です。
メリット3:すぐに中断できる
採用代行は採用を中断した時に、そのサービスとの契約も気軽に中断できるということが大きなメリットとして挙げられます。
採用活動を積極的に行いたい時期には強くアクセルを踏むことができ、採用活動を止めるときには簡単に中断できます。
単純で当たり前なことではありますが、会社経営を行っていく上ではこれは極めて基本的で重要なポイントです。
というのも他の営業等のポジションと違い、人事のポジションは、採用を止めるときには本当に採用の業務がゼロになってしまうことがあり得るからです。
では派遣社員を契約すれば問題ないのではないかと言われると、そうではありません。採用を止める場合によっては派遣契約を切ってクビにすればいいと思うかもしれません。
しかし実際には派遣社員を長期間使っている場合には他にも多くの業務を任せており、他の社員に全て引き継ぎしなければなりません。
また派遣社員を雇う場合には、その都度パソコンやデスクの準備をせねばならないため、時間や費用がかかります。
さらに、派遣を取りやめる場合にはそのデスクの片付け等様々な手間がかかってきます。
一方で採用代行であれば、そもそも業務委託になるので、派遣よりもさらに開始・中断・再開の決断と実行がしやすくなります。
実際に派遣社員であれば、一旦作業を中断し、その後再度採用を始めることになっても、以前と同じ派遣社員を選んで使う事はまず不可能です。
新しい派遣社員を手配してそれを育成するということを考えていくと正直なところ開始・中断・再開の切り替えは契約上しやすいのかもしれません。
しかし毎回の再度の育成コストを踏まえると派遣であってもなかなか全て切り替えることは現実的ではありません。
そういった点を踏まえると、採用代行や採用のアウトソーシングサービスというのは、これからの時代において非常に大きな効果がある手法です。
メリット4:最新の事例を活用
採用代行の場合には採用のプロフェッショナルが関わってくるため、社内の人事だけではなかなかできないような業務などを最新の事例を活用してお任せさせていただくことができます。
代表的な事例では、「オウンドメディアリクルーティング」が当てはまります。
オウンドメディアとは、自社で保有しているメディアのことです。例えば会社が自ら運営しているホームページやブログサイト、twitterやfacebook等のSNS、youtubeのアカウントがこれに含まれます。
そんなオウンドメディアをリクルーティングするとはどういうことなのかというと、オウンドメディアを利用して自社の魅力を発信し企業の求める人材を採用するということです。
オウンドメディアリクルーティングの魅力としてよく挙げられるのは情報量が無制限に掲載できるという点です。
求人媒体に自社のコンテンツを掲載してもらおうとすると、文字数によって価格が決まっていたり掲載情報に限りが出てしまったりします。
それに対してオウンドメディアリクルーティングでは自社が保有しているものを利用するため、情報量に関して無制限で掲載することができます。
自社でメディアを保有し、採用に関するありとあらゆる情報をメディアの形式で発信することで応募者を増やしていくこともできます。
また、応募者を増やすに至らなかったとしても、自社の魅力をアピールする機会を常に設けることができます。
このように利点ばかりに目が行くオウンドメディアリクルーティングですが、社内だけで運営するのはかなり難しく極めて困難です。
専門のプロからのアドバイスをもらったり最新の事例・ノウハウを保持している採用代行サービスに相談することで、オウンドメディアリクルーティングを活用していきましょう。
オウンドメディアリクルーティングに関する詳しい情報はこちらの記事をぜひご覧ください。
メリット5:未経験者の育成につながる
最後のメリットとして紹介するのは、採用代行を導入することでプロのノウハウを学んでいただき、それを元に人事の方の育成ができることです。
メリット1でも記載した通り、採用業務を実際に経験したことがある人が社内にいて、業務に携わってくれる・手伝ってくれるということはほとんどないのが一般的です。
人事の方は他のポジションと違い、社内に人数がたくさんいるポジションではないので、なかなか他の経験者・有識者からスキルやノウハウなどを学ぼうと思っても難しいのが実情です。
だからこそ定期的に採用代行のスペシャリストを招くことによって、そのノウハウや知識を吸収し、社内の人事を徐々に育てていくことができます。
3:まとめ
今回の記事では採用代行に関しての内容や実際のメリットを中心に、採用代行に関する基本的な情報について改めて解説しました。
ここでは採用代行のメリットだけを取り上げましたが、もちろん良いところが全てではなく、デメリットも存在します。
ぜひ採用代行のデメリットに関する記事も併せてご一読いただき、採用代行に関する知識を深め、自社に合った選択をしましょう。
もし少しでもご不明な点や相談したい件がありましたら、私達「株式会社プロ人事」まで気軽にお問い合わせください。
今回は基本をおさえるということで簡単に紹介させていただきましたが、こちらの記事では当サイトで掲載した【採用代行】に関する人気記事の紹介やさらに詳しく解説しておりますのであわせてご覧ください。